職場のＬＧＢＴ読本―「ありのままの自分」で働ける環境を目指して

柳沢 正和/村木 真紀/後藤 純一【著】

実務教育出版（2015/08発売）

• サイズ A5判／ページ数 263p／高さ 21cm
• 商品コード 9784788910942
• NDC分類 336.4
• Cコード C0034

出版社内容情報

全人口のおよそ5％存在すると言われるＬＧＢＴ。社会や企業でＬＧＢＴの人権を守るために、職場で働くすべての人に必読の書。

内容説明

今や、最先端の経営課題！性的マイノリティと共に気持ちよく働く職場づくりのための、初のハンドブック！

目次

第１章　ＬＧＢＴについて理解を深めよう
第２章　ＬＧＢＴ当事者アンケートで見る職場環境の現状
第３章　ＬＧＢＴが職場で抱える１０の課題
第４章　先進的な企業の取り組み事例１０選
第５章　職場環境整備における１０のポイント
第６章　当事者やアライが語る自分らしく働ける社会

著者等紹介

柳沢正和［ヤナギサワマサカズ］
１９７７年東京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。金融機関勤務。ＬＧＢＴが素敵に歳を重ねていける社会づくりを応援する認定ＮＰＯ法人グッド・エイジング・エールズ理事。学校法人インターナショナル・スクール・オブ・アジア軽井沢（ＩＳＡＫ）理事、国際ＮＧＯヒューマン・ライツ・ウォッチ東京委員も務める

村木真紀［ムラキマキ］
１９７４年茨城県生まれ。京都大学総合人間学部卒業。特定非営利活動法人虹色ダイバーシティ代表。日系大手製造業、外資系コンサルティング会社等を経て現職。ＬＧＢＴ当事者としての実感とコンサルタントとしての経験を活かして、ＬＧＢＴと職場に関する調査、講演活動等を行っている。大手企業、行政等で講演実績多数

後藤純一［ゴトウジュンイチ］
１９６９年青森県生まれ。京都大学文学部卒業。Ａｌｌ　Ａｂｏｕｔ「セクシュアルマイノリティ・同性愛」のガイドを務めるゲイ・ライター。金融系システム開発、ゲイ雑誌編集者などを経て現職。東京のレインボーパレードの実行委員やＨＩＶ予防啓発、尾辻かな子選挙広報などのコミュニティ活動にも携わってきた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Koning]

ついうっかり口にしている一言がいったいどれだけの人を傷つけてしまっているのか。ということでLGBTを始めとするセクシャルマイノリティーへのふわっとした差別的空気が蔓延する日本で職場でどうしていったらいいのということを目的にした本。なのだけど、職場に限らず（というか社員が働きづらくてもあるけれど、顧客を失うこと、会社の社会的信用の失墜につながることも経営者は知っておくべき）社会での状況も含めてとりあえず人として一度読むといいと思うという感じの本。

2015/10/11

[Moca]

子供が欲しい場合は同性同士子供を作れないので、養子やもしくは双方代理母として子供を産むかです。同性でも子供が授かって、幸せに過ごしています。エルトン・ジョンはゲイだが、男同士結婚して、養子を授かっている。 私は時々性的な嫌悪を抱く場合あるけど、割りと性欲が大きかったりします。 性欲があったとしても、セックスが興味あったとしても、子供は作りたくないです。クエスチョンニングは第二次成長期に自分の性に関して今にも疑問を抱えています。

2020/01/24

[Moca]

同性愛者への差別を無くすのに大切なことは、LGBTのことを情報知識を取り入れて、共感・理解することです。 職場にもLGBTに対するセクハラが多いと感じます。 性的なハラスメントをする人は猥褻罪で逮捕するべきです。 同和(身分)や人種や外国等と言った人権差別(偏見)はあるが、結構難関で複雑なものだと感じます。 自分だって、言ってはいけないことを言ってしまった場合はこれはセクハラなんだなと思って、気を扱っています。

2020/01/24

[Moca]

私は異性愛かバイセクか分かりません(クエスチョンニング)。たまに女好き(レズビアン)の時あるけど、ほとんど異性愛の方です。でも、経験はありません。処女ですのでクエスチョンニングです。 もし私はレズビアンだとすれば、同性愛問題で生きづらいことはありますが、海外では同性愛婚を認めているところもあります。(日本はまだ同性愛婚認めていないところある。)

2020/01/24

[Moca]

欧米の有名人だとすると、ミュージシャンだったら、Queenのフレディ・マーキュリーやデヴィット・ボウイがバイ。エルトン・ジョンはゲイだと知った。 海外では、同性愛者の映画を取り上げている。 私はこの本書を読んで、LGBTの同性愛者の視点を考え、共感出来たらいいなぁと思いました。 同性愛者へのヘイト差別を無くす運動でもしたいと思います。 こういった人権をもっと学ばなければいけません。 興味を持って、知るべきだと思います。

2020/01/24