自分たちの力でできる「まちおこし」―18の地域で起きた小さな奇跡

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  • サイズ B6判/ページ数 180p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788910423
  • NDC分類 318.6
  • Cコード C0030

出版社内容情報

全国の過疎地にイノベーションを起こしてきた著者が紹介する、北海道網走から沖縄伊江島まで、結果を出した「まちおこし」の極意!

内容説明

「まちに活気を取り戻したいけど、予算もない、特産品もない、国の援助も期待できない…」と悩める地域の住民をはじめ、自治体関係者、商工会議所、官公庁職員の方々への福音の書。全国各地でイノベーションを起こしてきた、“まちおこしのプロフェッショナル”木村俊昭が紹介する、北海道網走から沖縄県伊江島まで18の地域が再生した取り組み事例から学ぶ「まちおこし」の極意。自分たちの手で“稼げるまち”へと生まれ変わらせて、誇りを取り戻そう。

目次

序章 「部分最適化」から「全体最適化」へ
第1章 売上・所得のアップを目指す
第2章 人財の育成と定着率の向上
第3章 評価する仕組みづくり
第4章 女性・若者・年配者の活躍の場をつくる
第5章 新しい産業・文化のおこし方
最終章 まちづくりを左右する拠点とキーパーソン

著者等紹介

木村俊昭[キムラトシアキ]
1960年生まれ。北海道紋別郡西興部村生まれ、紋別郡遠軽町育ち。84年小樽市入庁。産業振興課長、企画政策室主幹(プロジェクト担当)等として産業振興(ex.ガラス工房の誘致、キッズベンチャー塾、ものづくり職人活動)などを担当。06年4月から内閣官房・内閣府に出向し、地域再生策の策定・推進、地域と大学との連携、地域再生制度事後評価、政府広報活動、地域再生に関する調査研究などを担当。09年4月から農林水産省大臣官房に出向し、企画官として地域の担い手育成、地域ビジネス創出、農林水産業の6次産業化などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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のこ

11
過疎化、少子高齢化などで、地方から減りつつある若者たち働き手、予算、人口。それらを食い止め、他県から観光客を増やし、収入を上げるためにはどうすべきか。問題に直面しつつ、「まちおこし」に成功した18の地域を実例を交えて紹介する。■読んだ地域をすぐさま自分たちの地域に応用できるわけではありませんが、「まちおこし」のきっかけになるかと思います。まずは自分たちの地域を知ることから。問題は何か、特色は何か。若輩者ながら、自分たちの地域のために何ができるのか、見つめ直してみたいと思います。2014/08/11

emi

3
読みやすいので、すぐに読めます。お金がないからとか「ない」ものが気になったり、前に一歩踏み出せない人には、背中を押してくれるところはあるかも。多くの事例が載っているので散漫な感はしますが、実際にはボトルネックはそう簡単には解決出来ず、そのボトルネックに気がつかない事も多い。外から内を見る視点が大切で、なかなか自分達では気がつかないので、コンサルなど第三者が必要なのだが、中には各々の事情は違うのに問題解決を安易に十把一絡げに解決しようとする人達もいるので、そんな人達に引っかからないで頂きたいと思う。2012/01/15

Ernest

2
私の町では高齢化、少子化、過疎化が顕著に現れている。最近、これから日本はどんどん少子高齢化して、大変なことになるというのをグラフで表した本を飛ばし読みしたこともあって、何か対応策は無いのかとこの本を開く。少子化で困っていた村や町が、なるほど、というアイディアでまちおこしをして、海外からも人が集まる。そんな一発逆転な事例が沢山載っている。まちおこしは誰かがやってあげる、というより、住民がやるぞ!と奮起して、多くの住民の意見を生かして行うと成功するのかも。2015/05/22

ゆきまさくん

1
地域づくりは、バラバラな活性化ではなく、全体最適化の発想が必要だから、できるだけ多くの人を巻き込むことが重要だということ。それは例えば若者や、女性や、高齢者だと。行政に頼り切らず、各層の視点を重視し、活躍の場の創出が必要で、そうした取り込みによる小さな成功事例はいくつもある。 しかしながら、地域は多様だから、単に模倣してもうまくいくとは限らない。つまりは、その地域独自の資源に気づき、戦略をデザインし、行動に移す人材・人財の育成が大事なんだな。 2018/11/01

ona

1
「全体最適化」と簡単そうにさらりと言うけれど、これがなかなか難しい。まだまだ勉強不足だなあ……。2011/10/26

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