内容説明
提案し、実現する。「ダメだ…」と諦めるには、まだ早い。
目次
第1章 “楽しい”はつくり出せる
第2章 “経済的に安定したい”を実現する
第3章 “仲間と共感したい”を実現する
第4章 “正しく評価されたい”を実現する
第5章 “理想に近付きたい”を実現する
第6章 全体の最適化を図る
第7章 木村流「できるに変えていく」シゴト術
著者等紹介
木村俊昭[キムラトシアキ]
1960年生まれ。北海道出身。1984年小樽市入庁後、財政部、議会事務局、企画部、総務部、経済部を経て、産業振興課長、企画政策室主幹(プロジェクト担当)。2006年4月から内閣官房・内閣府企画官として、地域再生策の策定・推進、「地域と大学との連携」、地域再生制度事後評価、政府広報活動のほか、地域再生に関する調査研究を担当。地方再生戦略では九州圏・沖縄県を担当。2009年4月から農林水産省大臣官房政策課企画官として地域の担い手育成、地域ビジネス創出など、主に農林水産業を中心とした「地域と大学との連携」などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ブルー
29
小樽の市役所職員が企画を練り出して、まちを観光都市に仕立て上げたノンフィクション。今でこそ小樽といえばコレ!と言える、ガラス職人による体験型観光やシピックプライド醸成イベントをプロデュース。「楽しい」を広げていく事を重視して、①経済的安定②仲間との共感③正しい評価④理想の実現により成就出来ると説かれてます。そのために一公務員が出来る事は…企画書を出し続けること!人を最大限巻き込むこと!私も企画書を練ってみようかな。というか、地方公務員が国家にヘッドハンティングされるのってあり得るのですか!Σ(゚Д゚)2017/09/20
ゆうゆう
3
ワークでやりたい仕事がかなわないならライフでかなえよう。そんな講演を聴いてから気になっていた本。経済的安定、仲間と共感、正しい評価、理想に近づく、を通じて、できないとあきらめていたことができることに気がつき、楽しさを感じる。全員を巻き込む最適化。面白い!やりたい仕事があったら遠慮していたらだめなんだ。努力し続けるものにはチャンスが降りてくる。勇気をもらえた。2015/12/23
okanotomokazu
2
地域活性化のためには、「全体の最適化」を考えなければならない。「部分的な最適化」では、いっときは良いように見えても長続きしない。 そのためには、「多くの人を巻き込むこと」だ。そうすることで、視野狭窄に陥らずに済むからだ。著者は、周囲を巻き込むことに長けている。つねに10枚ほどのハガキを持ち歩き、ことあるごとに手紙を書く。 「大切なのは、会った人の数ではありません。そのうえで『自分が何をしているか』『今後何をしたいか』『お互いの相乗効果で、どんなメリットを出し合えるか』を明確にすることが大切と考えます」2012/11/22
Takeshi K
1
◎個の力を点ではなく、面で発揮できる人なだと。できるかな...2012/05/30
oyasan
1
スーパー公務員って表記自体が面白くないけど。。。まちを元気にする仕掛け人。でも、ポイントは人のモチベーション! 出来ない理由を探すのは簡単だけど、できるようにするのはしんどいもんだ。そのモチベーションアップ、人の活かし方のひとつの参考かなぁ。2010/11/17