目次
第1編 チェーンストアの経営原則(商品;店舗;財務;マネジメント;作業;組織;教育)
第2編 チェーンストアの経営戦略(経営戦略の原則;現状の経営効率と問題点;フォーマット;二十一世紀初頭の発展軌道;展望)
資料編 アメリカのチェーンストア フォーマットの種類
著者等紹介
渥美俊一[アツミシュンイチ]
1926年、三重県に生まれる。官立第一高等学校文科を経て、1952年、東京大学法学部卒業。読売新聞社経営技術担当主任記者として「商店のページ」を一人で編集・執筆。1962年から、チェーンストア経営研究団体ペガサスクラブを主宰。現在、加盟七〇〇社で、わが国唯一のチェーンストア経営専門コンサルティング機関である日本リテイリングセンター・チーフ・コンサルタント。ほかに日本チェーンストア協会相談役(元同初代事務局長)、日本チェーンストア経営専門図書館事務局長。この間、零細企業段階からビッグストアへと、育成指導した企業は約七〇〇社。専門分野はチェーンストアの経営政策と経営戦略と基礎技術論。現在、チェーンストア経営理論の体系化と取り組み中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きゃな
3
これまでの小売業の歴史と変化、これからの時代を生き抜くための経営原則(商品、店舗、財務、マネジメント、作業、組織、教育と多方面から)を明示することで小売業の根底から支え、時流に乗るための経営軌道を表している。『チェーンストアの目的は「豊かさの表現」であり、①国民大衆にとって②日常のくらしの③TPOSごとに使い分けられる商品で、客のライフスタイルの種類が増えること④買い物そのものが楽しくできることで⑤もっと生活が楽しくなること。』客のライフスタイル(=買い物の目的)に合わせ企業としても変化していくべきである2020/10/22
はち
3
@85 原理原則。素人に多数の示唆を与えてくれた。2016/11/08
ふぁしゅー
2
面白かった!2014/07/12
silly
1
仕事なので一応読んだけど、内容が頭に入ったかというとそうでもない。このままどこかにしまいこむんだろうなぁ2010/09/06
Naohiko Oikawa
0
チェーンストア経営を構成する商品、店舗、財務、マネジメント、作業、組織、教育と前提となる経営戦略の原則を示し、続いて、歴史と環境変化を踏まえた展望を示した本。 「物価上昇に頼った成長が期待できなくなった日本の小売企業は、安易に単価を上げることに頼らず、売上点数を増やすために新フォーマットへの転換を加速させ、同時に収益率を高めるために作業の標準化を徹底させるべき」という提言はシンプルだが説得力がある。 ともすれば表層的な付加価値戦略と精神論的な現場の努力に打開策を求めがちな小売以外の業態にも参考になる。2016/11/13