内容説明
社会が変える食、食が変える社会。「天然氷」産業が、アメリカ食をつくった。第二次大戦が、冷凍食品業界をつくった。「兵食」が和食のルーツになった。大阪万博が、チェーンレストラン誕生の導火線となった。大量生産が流通機構を作り、流通機構が大量消費を実現した。
目次
第1部 コールドチェーンの食 日本ことはじめ(東京オリンピックの選手村食堂計画;GHQ接収と「帝国ホテル」料理人 ほか)
第2部 アメリカ食の形成(「トヨタ」の「スーパーマーケット方式」;「フォードシステム」の原点、食肉加工と通信販売 ほか)
第3部 「安全」「栄養」「経済」のアメリカの食(「中産階級」の食文化;アメリカの「家庭と台所」 ほか)
第4部 日本の近代食と現代食(徴兵制と日本食の形成;「兵食」と大量炊飯 ほか)
著者等紹介
茂木信太郎[モギシンタロウ]
博士(観光学)。元信州大学大学院教授。元亜細亜大学経営学部教授。奈良県立なら食と農の魅力創造国際大学校非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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