目次
課題と構成
第1編 自己実現論の予備的考察(自己実現論の応用可能性―渋沢栄一の精神構造と自己実現論;自己実現論の環境条件と統一化―資本主義社会における利己心と利他心の統一 ほか)
第2編 渋沢栄一の青年期(一橋家から駿府定住まで)(一橋家仕官時代―仕官の経緯と事歴に見る渋沢栄一の自己実現者適性;渋沢栄一の滞仏経験―至高体験としての滞仏経験 ほか)
第3編 渋沢栄一の壮年前期(大蔵官吏時代)(立会略則の基本思想―渋沢栄一の経済思想と株式会社の成立要件;富岡製糸場の設立と運営―官営企業に対する渋沢栄一の貢献 ほか)
第4編 渋沢栄一の壮年後期(企業家としての活動)(第一国立銀行の経営改革―小野組の破綻と公金取扱停止への対応;抄紙会社の設立と運営―製紙業に対する渋沢栄一の貢献 ほか)
第5編 渋沢栄一の老年期(社会事業と思想の確立)(社会福祉事業への貢献―渋沢栄一と東京市養育院;渋沢思想の成立と実践―実践活動を通した思想形成過程の考察 ほか)
まとめと展望
著者等紹介
大江清一[オオエセイイチ]
1952年東京都生まれ。1975年慶応義塾大学経済学部卒業。第一勧業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)、いすゞ自動車(株)、神奈川大学経済学部非常勤講師を経て、埼玉学園大学経済経営学部特任准教授、川口短期大学非常勤講師。博士(経済学)(埼玉大学)。専攻:経営倫理、金融史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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