内容説明
1918年の第1次大戦後、多額の賠償金請求されたドイツ、それを前提に荒廃した経済・国土の再建をはかったフランス。しかし、ドイツからの賠償金という前提が崩れ、フラン危機に見舞われた。そして、1939年の第2次大戦が始まるまでの「大戦間期」、金本位制からの離脱をはかったフランの動向を明らかにする。
目次
第1章 第一次世界大戦後のインフレーション
第2章 安定化政策の過程
第3章 金本位制と大不況
第4章 金本位制放棄後の推移
第5章 クレディ・ナシオナルの設立と初期の活動
第6章 外国為替安定資金と国債支持基金
著者等紹介
林昭男[ハヤシアキオ]
1928年生まれ。1953年北海道大学(法経学部)卒業。元北海学園大学(経済学部・教養部)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。