- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(小中学生)
- > KADOKAWA ハルタC
出版社内容情報
亡き師匠・麒島麟太郎の名で、
流行中の小説『誰が袖』の執筆をしている藤。
開花アパートメントでの出逢いが、
彼の「師への思い」を揺さぶる。
絵画を通して歪な関係を続ける、画家とその姪。
名門の学校に通いながらも出自に劣等感を抱く、元・孤児の青年……。
大正末期の妖しき奇縁譚、待望の第2巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホシナーたかはし
22
ありとあらゆる「黒色」を使って描いているように見える漫画。内容は相川図ドロドロで、絵の盗用?も加わり、本当の作者である彼女は納得ずくで、ある種怖い。作家先生を巡って弟子と編集者が取り合いをしているように見えるのは、私も充分歪んでいるだからだろうか。2024/05/19
ozoz
14
妖しく美しい。目の妖しさ、笑顔の不自然さが、幾重にもはらみ魅力が増す。手に持っていて心地よいカバー紙質もたまらない。2025/08/16
ミキ
14
めっちゃ気になる終わり方した!続きはいつ!?2024/05/30
にぃと
9
前巻に引き続きこの雰囲気がいい。本誌でも毎号連載ではないのでこうして単行本でまとめ読みできると話がわかりやすくて助かる。特に「手解き」の回はなんだかゾクゾクと引きつけられて魅力的。藤先生と「誰か袖」をとりまく状況も段々と動きがありそうで、これから何か大きなことがありそうで期待と不安とがある。これからの展開も楽しみに待ちたい。2024/06/01
Susumu Kobayashi
7
第2巻になっても、いろいろ謎が出てくる。翻訳家藤の書く小説「誰が袖」と奇妙な編集者。画家の叔父とその手ほどきを受ける姪。橋の上の幽霊。川面に浮かぶ紋様。どう繋がるのか。2024/06/09