内容説明
現在、私たちは社会の危機的状態に脅かされ、人間の問題が根本的に問われている。今こそ、マルクスの哲学を適切に理解し復権させるべきときではないか!
目次
1 マルクスの哲学(フォイエルバッハとマルクス;マルクスの哲学としての唯物論;マルクスの哲学の運命)
2 マルクスvs.エンゲルス(唯物論の痩身化―エンゲルス哲学の批判的検討;エンゲルスの「弁証法」)
3 マルクスの哲学の再生に向かって(マルクスの哲学の再生に向かって;補論『プラクシス』は何をめざしたか―マルクス主義哲学のユーゴスラヴィア学派について;この道はいつか来た道―中日哲学誌上討論によせて)
著者等紹介
岩淵慶一[イワブチケイイチ]
1940年生まれ。1964年東京大学文学部哲学科卒業。現在、立正大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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