内容説明
新しいリスク構造調整や診療報酬体系については、細部にわたってその仕組みが解き明かされ、他の追随を許さないものがある。
目次
序論 ドイツの公的医療保険制度(概説)
1 ドイツ医療保険のリスク構造調整―93年構造改革の原理と課題
2 ドイツの診療報酬審査とDRG―わが国の審査の在り方に大きな示唆
3 ドイツの疾病管理プログラムの進め方―ドイツ的方法の考察
4 医療費の合理的負担を支える診療報酬体系―2009年実施のドイツのリスク構造調整と診療報酬制度
補論(ドイツの新家庭医制度―保険者の見る2007年改正;ドイツ医療保険にみる保険者広報;ドイツの芸術家社会金庫を訪ねて―自営芸術家のための特別の社会保険の仕組み)
資料 2型糖尿病が疾病管理プログラムの対象となる要件
著者等紹介
舩橋光俊[フナバシミツトシ]
1969年東京大学法学部卒業。1969年厚生省勤務。1974~1976年厚生省国際課(ドイツ社会保障制度調査員)。1994年社会保険大学校長。1995年退職。1995年国民健康保険中央会勤務(常務理事、監事など)。2010年国民健康保険中央会退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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