内容説明
深く、明るく、死体を語ろう!死体の話、生き方死に方、江戸の死体、事件の数々…。永六輔、内田春菊、氏家幹人との語り下ろしロング対談も一挙収録、検死・法医学の第一人者と多彩なゲストが織り成す、待望の対談本。あのベストセラー『死体は語る』が、いま対談ライブ版でよみがえる。
目次
明るく楽しく、死を語ろう(永六輔)
人間の体って、ホントよくできている(内田春菊)
江戸の屍と現代の死体(氏家幹人)
死体が語る事実と推理(阿刀田高)
ミステリーと法医学(山崎光夫)
死体からのメッセージ(ひろさちや)
死体は死なないから怖くない(桂文珍)
死者たちとの“再会”を楽しみに(山本晋也)
臓器移植と検死(太田和夫)
医者も音楽家も、豊かな心をもって(前田あんぬ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽんぽこ
1
みんな腹上死大好きだねぇ!とツッコミを入れてしまいたくなるくらい、対談相手がみんな腹上死について聞いていました笑。「いい死に方も悪い死に方もない」なるほどなあ。どんな死に方でも、死んだらただの物体ですものね。「死者の人権を守っていくのが法医学の役割」素敵なスタンスだと思います。2024/07/31
りんふぁ
0
上野さんと10人の方の対話集。それぞれの専門分野からの切り口で死体を語っている。氏家さんとの江戸時代の死体事情の話はとくに面白かった。江戸は土左衛門がたくさんいたんだなぁ。ビックリだ。2014/03/25
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