内容説明
ロシア帝政末期からソ連邦解体まで―。写真270枚、目で見るソ連の隠された歴史。
目次
1 革命を起こした人々
2 革命の勝者と敗者
3 階級闘争の闘士たち
4 人民の敵
5 愛国者たち
6 生き延びた人々
7 過去の虜囚たち
結び あるソ連の小話
ソ連略年表
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フリスビー
6
かなり上級者向けの本。実際にソヴィエト人民だった著者たちの文章は「夜と霧」を彷彿とさせる。貴重な写真も豊富で、史料価値も高い。「カメラは決して嘘をつけないが、写真は嘘をつける」という言葉がソ連を端的に表している。サンクト・ペテルブルグをいまだにレニングラードと呼んでしまう、そのくらい自分にとっては強烈な帝国だったことを再認識した。2018/11/17
ゆう
1
検閲について知りたくてサラッと。私の欲しい情報はなかったが、革命期からゴルバチョフ書記長になるまでの人々の生活について垣間見ることができた。2013/11/13