内容説明
ギリシア・ローマの飲食文化を広い視野から描く。原典を博捜して当時の食生活、愛好食品や調理法、食品市場の情景、アレクサンドロスやシーザーなど王侯貴族の豪宴の模様を再現する。庶民の質素な夕食、辺境に駐留する兵士の食事、名コック、大食漢・大酒豪の逸話も収録する。食通はもちろん、飽食時代のわれわれにとって示唆に富む書きおろし。
目次
序章 食前酒に代えて
第1章 ローマの繁栄と市民生活
第2章 ローマ市民の食生活
第3章 ローマの宴会
第4章 ローマ軍兵士の食事
第5章 古代ギリシアの食生活
第6章 古代帝王たちの饗宴
第7章 ローマを制したギリシア料理
第8章 トリマルキオの饗宴
第9章 皇帝・大貴族の荘園
第10章 アテナイとローマの市場
第11章 料理道の賢人たち
第12章 ウナギは栄光あるチャンピオン
第13章 大食漢・大酒豪列伝
第14章 シーザーの晩餐


 
               
               
              


