出版社内容情報
新学習指導要領に対応したテキスト。授業実践、各学年の豊富な学習指導案までわかりやすく解説する。新学習指導要領に対応した小学校教員をめざす学生のための「社会科教育」の入門書。社会科の改訂の経緯や、その要点から各学年の具体的な指導案、授業実践までわかりやすく解説。3年生から6年生までの豊富な学習指導をくわしく紹介した最新テキスト。
はじめに
第1章 社会科とは何か
1 社会科って何だろう
2 学校教育における社会科
3 社会科教育を学ぶ
第2章 社会科の歴史?――昭和22年版?昭和52年版学習指導要領
1 社会科前史
2 社会科の誕生と昭和22年,26年版学習指導要領における社会科
3 社会科の変質と昭和30年・33年版学習指導要領における社会科
4 昭和43年,52年版学習指導要領における社会科――教育の「現代化」から「人間化」へ
5 民間教育団体における社会科
第3章 社会科の歴史?――平成元年版?平成20年版学習指導要領
1 「新しい学力観」と平成元年版学習指導要領における社会科
2 「ゆとり」を標榜した平成10年版学習指導要領における社会科
3 「ゆとりでも詰め込みでもない」バランスを模索した\ 平成20年版学習指導要領における社会科
4 学習指導要領の変遷の振り返り
第4章 社会科の歴史?――平成29年版学習指導要領
1 「21世紀型能力」
2 中央教育審議会答申
3 平成29年版学習指導要領における社会科
4 平成20年版から平成29年版への発展
第5章 平成29年版学習指導要領と指導上の留意点
1 平成29年版学習指導要領の特徴
2 小学校社会科の改訂
3 各学年の目標および内容
第6章 社会科授業構成論と授業づくり
1 平成29年版学習指導要領の方向性と目指す授業像
2 授業づくりの現状と授業構成理論の必要性
3 社会科授業構成論と学習指導モデル
4 授業づくりと学習指導案
5 具体的な授業づくりに向けて
第7章 第3学年の学習指導
1 3年生の指導で大切にしたいこと
2 事例1「わたしたちのまち みんなのまち」
3 事例2「はたらく人とわたしたちのくらし」
4 事例3「かわってきた人々のくらし」
第8章 第4学年の学習指導
1 4年生の指導で大切にしたいこと
2 事例1「わたしたちの県(都道府県)」
3 事例2「住みよいくらしをつくる――ごみの処理と利用」
4 事例3「自然災害からわたしたちのくらしを守る」
第9章 第5学年の学習指導
1 5年生の指導で大切にしたいこと
2 事例1「持続可能な水産業へ」――日本初! 『海のエコラベル』認証漁業に名前を付けるとしたら
3 事例2「情報を生かすのは?」
4 事例3「木を伐らずに森林を元気に?」
第10章 第6学年の学習指導
1 6年生の指導で大切にしたいこと
2 事例1「日本の歴史(陸奥宗光の業績)」
3 事例2「わたしたちの生活と政治」
4 事例3「世界の中の日本」
第11章 社会科授業と子ども理解
1 なぜ,子ども理解が必要なのか
2 様々な角度から子どもを捉える
3 子ども理解を生かした授業実践
第12章 社会科授業と教材研究
1 授業をつくるために
2 問題解決的な学習の充実を目指して
3 社会科における学習問題とは何か
4 学習素材を教材にするポイント
第13章 社会科授業の基本技術
1 子どもに確かな知識・技能を身に付けさせる基本技術
2 問いを引き出し,多面的な見方や考え方を可能にする発問の基本技術
3 構造的な授業展開を表す板書の基本技術
資料 小学校学習指導要領 第2章 第2節 社会
索 引
原 清治[ハラ キヨハル]
監修
春日井 敏之[カスガイ トシユキ]
監修
篠原 正典[シノハラ マサノリ]
監修
森田 真樹[モリタ マサキ]
監修
中西 仁[ナカニシ ヒトシ]
編集
小林 隆[コバヤシ タカシ]
編集
目次
社会科とは何か
社会科の歴史(昭和22年版~昭和52年版学習指導要領;平成元年版~平成20年版学習指導要領;平成29年版学習指導要領)
平成29年版学習指導要領と指導上の留意点
社会科授業構成論と授業づくり
第3学年の学習指導
第4学年の学習指導
第5学年の学習指導
第6学年の学習指導
社会科授業と子ども理解
社会科授業と教材研究
社会科授業の基本技術
著者等紹介
中西仁[ナカニシヒトシ]
1963年生まれ。立命館大学産業社会学部教授
小林隆[コバヤシタカシ]
1968年生まれ。佛教大学教育学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。