異国へ嫁した姫君たち―ヨーロッパ王室裏面史

異国へ嫁した姫君たち―ヨーロッパ王室裏面史

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  • サイズ B6判/ページ数 366p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784788789333
  • NDC分類 288.493
  • Cコード C0022

内容説明

19世紀ヨーロッパでは、国同士の同盟関係を固めるために数多くの王女たちが政略結婚の道具としてチェス盤の上の駒のように動かされた。異文化の他国へ嫁いだこれら8人の姫君が歴史の表舞台でも有名な未来の王妃や皇后として、その運命をどのように生きたか。華やかな宮廷生活の陰のごく人間的なありままの姿、夫や子供たち、愛人、衣装・宝石・食事の好み、その情熱と孤独、悲劇を物語ふうに描く。

目次

1 エカテリーナ女帝
2 マリー・アントワネット
3 マリア・カロリーナ
4 レオポルディナ
5 ウジェニー
6 ヴィッキー
7 アレクサンドラとミニー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びっぐすとん

18
図書館本。この手の本も好きで読んでいるせいか、エピソード自体は知っているものも多いけど、こういう本は1冊に誰を選んで載せるかが特色だと思う。因みに著者もイギリスの公妃。王族とはいえ貧乏だったり、無教育だったり、と一般的なイメージとはかなり違う。各章の始めか口絵に全員分の肖像画を載せて欲しかった。お姫様が全員美貌な訳ではないし、オーラ美人とか性格美人もいれば、褒めるところがないお姫様もいただろう。19世紀3大美貌の妃は確かに美人だが、美人だからといって幸せになれるものでもない。王室に生まれるのは大変。2022/01/30

鴨の入れ首

2
図書館本です。国際結婚をした欧州列強の皇女・王女たちのエピソードを紹介した世界史解説書です。彼女たちは異国の王家に嫁いで波乱万丈な生涯でしたが、幸せだった人はほとんどおらず、高貴な姫君たちも大変だったのだなと思いました。大変興味深い本でした。2024/05/24

てつこ

1
未来の王妃となるため異国へ嫁した8人の女性を描く。ドイツからロシアに嫁いだエカテリーナ女帝、オーストリアからフランスへ嫁いだ悲劇の女性マリーアントワネット、オーストリアからナポリへ嫁いだマリア・カロリーナ、オーストリアからブラジルへ嫁いだレオポルディナ、スペイン出身でナポレオン3世と結婚したウジェニー、英国からプロシアへ嫁いだヴィッキー、最後にデンマークから英国に嫁いだアレクサンドラ、デンマークからロシアに嫁いだミニーの姉妹。文化の違い、政治的な思惑や歴史の悪戯に翻弄された彼女たちの人生はとても印象的。2018/11/16

れぐるす

1
できれば本著に地図を載せてほしかった、というのは精通してない自分のワガママだろうか。旅路の部分は世界史を想像しながら必死に読んでました。2013/01/07

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