内容説明
エンドレスベルトのように続く日米摩擦。その裏には、誇りを傷つけられたアメリカの「雄性主義」と日本人の「事なかれ」主義がある。日米両国が真のビジネス・パートナーとなるために、日本人は今、何を理解し、いかに行動すべきなのか。合弁事業へのベテランが、アメリカという国の現実・対米ビジネスのコツを明らかにする。
目次
第1章 雄性主義のアメリカ(雄性主義の標的にされた日本人;個人レベルの「日本いじめ」;コインの裏側―アメリカ人の二面性)
第2章 対日攻撃の社会的背景(機能が低下したアメリカ社会;リップ・オフとスチールが合言葉;自由の「乱用」がジャングルを生んだ;まだ残る「良きアメリカ」の側面)
第3章 日米経済摩擦の検証と展望(半導体摩擦を検証する;90年代の対日姿勢を予測する)
第4章 対米ビジネスの知恵(アメリカとの二人三脚;カルチャー・ギャップの処方箋;アメリカで人を雇うには;管轄官庁との付き合いかた;アメリカは主張の国・訴訟大国)
第5章 相互理解への道
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