日本から犬がいなくなる日

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日本から犬がいなくなる日

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  • サイズ 46判/ページ数 158p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788718753
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

この本は、多くの方々に、私たち人間が犬からいかに多大な影響を得てきたかをあらためて感じていただき、そのうえで日本における犬の飼育頭数が減っているという現状と、その原因を知っていただこうとするものです。そして、犬にとっての幸せとはどのようなものであり、人間が犬に対して、また私たち自身に対してできるのはどのようなことかをみなさんと考えようとするものです。(本書「はじめに」より)

人間と犬との付き合いは2万年以上にもわたるとされ、猫や馬、牛など他のどの動物よりも長い時間を共に過ごしてきました。
大切なパートナーとして、心を許せる友達や家族として、さまざまな形で人間との絆を築いてきた犬たちが、そう遠くない未来に私たちのそばから姿を消そうとしています。
そして、多くの人はまだその事実に気づいていません。
「おおげさな話だ」と思う人もいるかもしれません。
けれど、「日本から犬がいなくなる日」へのカウントダウンはすでに始まっているのです。

「ヒトと動物の関係学」の研究者として犬という動物を、そして人間と犬の関係を長きにわたって見つめてきた筆者が、国内の犬の飼育頭数が減少しているという危機的な現状をあきらかにするとともに、「犬の幸せ」、さらには「犬と共に在れる人の幸せ」について考えました。
長い年月をかけて築きあげてきた犬との豊かな共生を続けていくために大切なことを見つめ直す一冊です。

内容説明

犬のいない日々を想像できるでしょうか。みなさんがそれぞれにこれまで感じてきた、犬からの影響をなにも得られなくなる日々です。ぜひ、多くの方に「日本から犬がいなくなる日」が近づいているということを知っていただき、私たちと犬の健全な関係性を続けていくためになにが重要となるかを感じとっていただければと思います。

目次

第1章 日本から犬がいなくなる(犬との生活が私たとにもたらしてきたもの;子どもが犬と戯れることができない国になる)
第2章 なぜ犬の飼育頭数が減ってしまうのか(ブリーダー業界の変化;ブリーディングのルールの国際比較)
第3章 人と犬がともに過ごす豊かな生活のために(犬の幸せとはなにか;人と犬の暮らしを維持していくために)

著者等紹介

林良博[ハヤシヨシヒロ]
1946年生まれ。農学博士。東京大学農学部卒業。ハーバード大学客員研究員、コーネル大学客員助教授を経て、東京大学教授、同大学農学部長、同大学理事・副学長、東京大学総合研究博物館館長、山階鳥類研究所所長、東京農業大学教授、国立科学博物館館長、ヒトと動物の関係学会会長、日本獣医解剖学会会長等を歴任。現在は国立科学博物館顧問を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つーちゃん

12
猫も好きだけど、やや犬派。法律改正でファミリーブリーダーを辞めちゃう人が2013年頃どっと増えたのね。個人的には、もうちょい生命倫理な話とか、生き物を売買する行為について斬り込んだところを読みたかったけど、筆者、優男って感じでちょいヌルいかなぁ。2023/06/15

熊猫屋

1
日本から犬がいなくなるという発想が無かった。確かにと思える部分と行き過ぎかなと思う部分があり、ブリーダーに対する考え方って人様々なんだなと実感した。需要と供給のバランスがピタリと合えば不幸な犬たちはなくなるのに。産むのが先か欲しいが先か。今のデジタル技術が有ればできそう、、犬を飼っているのに「犬の十戒」は知らなかった。飼う人にはこれを義務化すればいい。2023/07/14

manabukimoto

1
犬の飼育数が半減しているという。そして、この後も減り続けるらしい。 その遠因は、人口の減少。飼える人が少なくなったから。 犬との生活がわたしたちにもたらすものは大きいと筆者はいう。子供達が「命」の尊さを学び、直接的な関わりが人を癒す。 犬と人間の付き合いは長い。コンラート・ローレンツの引用が興味深い。犬の祖先たちは人間が狩りをした後の食べ残しを狙っていた。だったら先回りにして、人間の狩りの先導役になれば、危険を犯さず獲物(の食べ残し)にありつける。 持ちつ持たれつの関係から始まった犬と人間の関係性の考察。2023/07/04

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