出版社内容情報
心を空(から)にする「瞑想」は意外と難しいものです。この本で紹介する「黙想」は、イメージするだけなので簡単!そして効果テキメンです。だまされたと思って一度やってみてください。新型コロナウイルス感染症により、不安や恐怖を抱えて生活している人は多く、うつ・不安、PTSDなど、さまざまなメンタルヘルスの不調が報告されています。本書はスポーツ選手や企業研修のメンタルトレーナーとして活躍している著者が、これらのストレスや症状を解消し、ポジティブになれる「黙想」という方法を教えます。
黙想とは、ある特定のイメージをすることによって、心と体の状態を整える手法です。人は肯定的なイメージを持っていれば心は病みませんが、否定的なイメージしか持てなくなると心が病んでしまいます。そこで、肯定的なイメージを持つための練習が黙想です。肯定的なイメージを繰り返すことで、脳の楽観的な部分が鍛えられて優位になり、内面が整えられ、希望が持てるようになるのです。
ここで教える黙想は、宗教やスピリチュアルとは関係なく、脳科学や心理学に裏付けされたものです。どのようにイメージすればいいのか、生活の中でどのように実践していけばいいのか、誰にでも取り組める方法を紹介します。
内容説明
コロナ禍のストレス・不安を解消するとっておきの方法を教えます。心を空にする「瞑想」は意外に難しいものです。この本で紹介する「黙想」は、イメージするだけなので簡単!そして効果テキメンです。
目次
はじめに―黙想をはじめる前と後
1章 黙想は心を鍛える最強のツールだった(なぜ黙想が人生を好転させるのか?;世界がどう見えるのかを決めているもの ほか)
2章 黙想の結果を出すために重要なこと(うまくいったかどうかを手放すほどうまくいく;「すべては順調」と思ってリラックスする ほか)
3章 黙想の実践(導入としてのイメージ練習;心を整える黙想 ほか)
4章 現実を超高速で好転させる黙想の習慣(潜在意識を活用する;ひらめいたことを書き出す ほか)
おわりに
著者等紹介
加藤史子[カトウフミコ]
メンタルトレーナー。米国NLP協会認定トレーナー。中学校、高校と新体操選手(全国大会、インターハイ出場)、大学では、リズム体操(世界体操祭出場)選手として活躍。筑波大学卒業、千葉大学大学院学校教育臨床課程修了。心が傷つきやすく、生きていくことに息苦しさを感じて世界の心理学を学ぶ。現在、企業研修講師を務める一方、プロスポーツ選手、企業管理職、教員、子ども、親向けなど、さまざまな場面でのストレスへの具体的なアプローチの方法を講演やワークショップで伝えている。またスポーツ選手のメンタルトレーニング、受験生のメンタルトレーニング、不登校の子どもや親の支援活動、いじめや問題行動をなくすための取り組みも行っている。講演は毎年100回を数える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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