内容説明
アルコール依存症の夫と、その妻。病気をめぐる苦悩と葛藤、回復への道のりをすべて描いた感動の長編コミック!
目次
私の夫は「アル中」ですか?
幼なじみは薬物依存症
憧れの先輩はギャンブル依存症
家族だから
脳の病気
家族の接し方
やめ続けるために
私の夫は「アルコール依存症」です
私とあなたの境界線
つまづきと学び
回復への道
心の穴を埋める旅
著者等紹介
三森みさ[ミモリミサ]
イラストレーター、デザイナー、漫画家。1992年生まれ、大阪府出身。高校で美術・デザインを、大学で染色を学ぶ。『だらしない夫じゃなくて依存症でした』が初の著書となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りぃぃ
20
遠い世界のことではなくて、もしかしたら自分も、まわりもなる可能性があるから怖い。きっときっかけなんて些細なもの。お母さんの言葉に涙が止まらなかった。2023/06/03
ochatomo
18
三森みさ氏デビュー作 監修は今成知美、島内理恵、田中紀子、松井由美、松本俊彦、村瀬華子の各氏 初出は“依存症の理解を深めるための普及啓発事業”でウェブ公開 https://www.mhlw.go.jp/izonshou/izonsho_manga_v10.html 書籍化にあたり2話が追加され、依存症本人の気持ちにより詳しくなって“生き辛さ”から依存する身近さが増した 縦スクロールと右開きの違いはあるが、本という実物ができて話がしやすくなってよかった 感動作 2020刊2020/03/04
ochatomo
11
【再読】 感動を伴う傑出した啓発漫画と思う 図書館に寄贈したのに受け入れてもらえず残念だった 読みたいとリクエストする方がよさそう 依存症と判断されるポイント『自分や周りに損失がある』『自分でコントロールできない』 つまり“ほどほどに”ができない 周囲に気遣いする人がなりやすいよう ハッピーエンドなので、どうやったらそうなるか繰り返し読みたくなる2021/12/26
Keystone
10
Kindle無料公開の8話を読了。いろんな依存症があるけど、やはり薬物とお酒は身体的にも壊れるから大変。依存症は病気で、対処法の勉強にもなりました。2024/03/26
micamidica
8
WEBで読んでとても良かったので購入。夫がアルコール依存症と判明し、回復につながるまでの物語。内容がとてもわかりやすいので依存症啓発にはかなり優れた漫画だと思います。物語もきちんとしたもので、登場人物にもそれぞれ人間味があり、読み物としてもおもしろいです。巻末の作者自身の物語も涙なしには読めない。買って良かったです。 https://www.jiji.com/ad/korosho/izonsho_manga_v01.html2020/02/29