インバウンドの罠―脱「観光消費」の時代

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インバウンドの罠―脱「観光消費」の時代

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  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788715325
  • NDC分類 689.21
  • Cコード C0036

内容説明

日本のインバウンドは「爆買い」に翻弄された。その影の部分をえぐり、ゆがめられたインバウンドを正す!「経済効果」一辺倒の「おもてなし」は長続きしない。訪日客に寄り添い、持続可能なインバウンドとは何か?

目次

1 危ないインバウンド―中国人客に翻弄される日本のインバウンド(「国民ファースト」を忘れた日本の「おもてなし」;「爆買い」で変わる中国の小売流通;「中国人客殺到」に身構えるアジアの諸都市;クルーズ船は“地方経済の宝船”ではない;中国人の心の中の日本 ほか)
2 されどインバウンド―「経済効果」一点張りを脱却した“あるべきインバウンド”(インバウンドで一頭地を抜く岐阜県高山市、事業者たちに共通する“商売っ気なし”;観光資源のない岐阜県飛騨市神岡町を訪れるアジア人観光客、廃線利用・マウンテンバイクの苦節15年;焼酎1本1万円!インバウンド市場を引き寄せる鹿児島県・天星酒造の商品開発;岡山県岡山市表町商店街の「一括免税制度」、商店街にもたらした“副産物”とは;ゴミのリサイクル日本一の鹿児島県大崎町、次の一手で「インバウンド」に ほか)

著者等紹介

姫田小夏[ヒメダコナツ]
フリージャーナリスト。アジア・ビズ・フォーラム主宰。1967年東京都生まれ。1997年から上海へ。翌年上海で日本語情報誌を創刊。2008年夏、同誌編集長を退任後、語学留学を経て上海財経大学公共経済管理学院に入学、修士課程(MPA)修了。時事通信社・内外情勢調査会講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

80
題名だけ見るといかにもという感じがしますが、実際には観光客の経済効果などを論じたものです。中国を中心にした観光客についての経済効果が徐々に薄れてきて、ということで、本来的なところはどのようなものかということを実例を挙げて説明してくれています。後半の実例的なものが地方経済への波及効果などをも説明していて参考になりました。2017/11/25

5 よういち

76
いまや日本の経済はインバウンドなしでは語れなくなってきた。しかし、その一方でインバウンドに関する様々な問題があることも事実で、本書ではインバウンドの現状を明らかにしている。◆特に某国の方々が日本でまき散らす問題が多いようだ。それは一般庶民である私くらいな者でも旅先でしばしば遭遇することでもある。2024/04/13

大阪魂

15
中国人観光客をはじめとするインバウンドの功罪を、いろんな地域の事例をあげながらわかりやすく解説、これからの地域創生のヒントをもらえる本!大阪もほんまインバウンドですごい元気もらってるけど、これからもたくさんの人にまた大阪を訪ねてもらおうっておもったら、姫田さんがゆうてはるとおり、人とのふれあい、気配り、目配りを大事にしていかなあかんやろなあってつくづく思った!旅する人の目線にたち、旅する人に寄り添う「人ありきのインバウンド」、まず自分からはじめなあかんね!カタコト英語で交流、がんばろ!!2018/01/10

おせきはん

10
中国人観光客の受入に伴い顕在化した問題が具体的に紹介されています。文化の違いに起因する問題もありますが、中国人観光客も様々なので、中国人観光客と一括りにするよりも、個人レベルで良好な関係を築いていくための情報発信が一層重要になってくるでしょう。一方で、外国人観光客で賑わう観光地に行き、戸惑うこともないわけではありません。外国人観光客の経済力に過度に依存せず、それぞれの地域のよさを地域の人々が大切にし、地域の人々が地域を守っていく必要があると思いました。2017/11/12

Ryuji

4
★★★★☆近年、目に見えて増えた日本への外国人観光客。外国人観光客が落とすお金の経済効果を目当てにして、観光立国を目指す政府や地方自治体・民間業者に本当にこれでいいのか?と疑問を呈した本。実情はよく分からないので、何と言えない部分は多々あるが、書かれている内容については一考の余地があると思う。ただ、何年か前に北海道・函館に行った時あまりの中国人の多さにビックリしたが、逆にこの人達(中国人の方達)が居なくなったら、もうこの街は成り立たないのではないかとも当時思った。難しい問題だと思う。2018/02/08

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