内容説明
愛する男たちが一人、また一人と斃れてゆく…戦国の世に、井伊家の存亡を託された女城主の波乱の生涯。2017年NHK大河ドラマの主人公を描く本格歴史小説!
著者等紹介
山名美和子[ヤマナミワコ]
東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業後、東京都・埼玉県の公立学校教員を経て、作家に。第19回歴史文学賞入賞。日本文藝家協会会員、日本ペンクラブ会報委員会委員、埼玉県鳩山町文化財保護委員/町史編纂委員、朝日カルチャーセンター講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nishioda
3
1人の姫の戦国の世の生き方。大河ドラマにもなった「直虎」をもう一度別角度から見ているようで面白かった。大河より先に書かれたのなら大いに評価できるが、どうだろう。個人的には、遠州訛りが意外と上手く書けていたので驚いた。よく取材されている。2024/04/09
COPEN
0
大河ドラマの直虎の生涯がさらっと書かれている作品で読みやすかった。 後半が、あっさりしすぎている感じがした。2017/06/29
しさあ
0
あの井伊直政を育てた直虎については、前々から興味があったがこの本で初めて深く知った。この時代この場所では、大きな哀しみを乗り越え強くならなければ生きられなかっただろう。女性らしいしなやかさも感じる文章だった。2025/02/13
-
- 和書
- 宝珠の神秘