内容説明
目薬・手術・眼圧・視野検査…緑内障治療の疑問をこの1冊で解決!
目次
第1章 最新予防・最新治療があなたを救う
第2章 あなたの目はあなたが守る
第3章 なぜ医者とあなたはすれ違うのか
第4章 あなたの治療効果を倍増させる目薬・最新治療
第5章 これを知らなきゃ後悔する―病院では聞けないこと
第6章 急に「手術しましょう」と言われたらどうしますか
著者等紹介
平松類[ヒラマツルイ]
愛知県田原市出身。昭和大学兼任講師、東大宮総合病院眼科科長、山形県三友堂病院非常勤医。医学博士、眼科専門医。緑内障手術トラベクトームの指導医として日本で6番目に認定され、多くの患者さんの治療に当たる。医師との向き合い方、目の健康について落語を交えた講演も好評を博している
植田俊彦[ウエダトシヒコ]
昭和大学准教授を経て、二本松眼科病院副院長。医学博士、眼科専門医。眼科医の手術レベルアップのために「チューブの会世話人」「トラベクトーム手術研究会世話人」を務めるかたわら、若い眼科医の指導に当たる。緑内障治療の第一人者として全国で医師に向けた講演会も行っている。東京都緑内障談話会世話人、日本眼薬理学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ito
39
読友さんの感想から手に取った。緑内障も年齢的に他人事とは思えないので。目薬の正しい点眼方法は参考になった。今までの点眼は誤ったやり方で効果がなかったのだと知った。ホットアイマスクなど、できることからやっていこうと思った。2014/12/18
だいだい(橙)
16
これはいい本。医学書みたいな題名だけど、患者に寄り添って書かれており、読むととても安心するし、励まされる。医師によって治療方針が異なる理由や、目薬や手術の種類がわかりやすく書かれている。また、医師とのコミニュケーションの仕方、目薬のさし方に至るまで、痒いところに手が届く構成になっている。何より読みやすく、筆者の人格が感じられる暖かい語り口は、悩んでいる人に希望を与えるのは間違いない。初期のうちに知識を得ることは大事だなと思った。2018/01/08
和草(にこぐさ)
15
実弟が緑内障になってしまい、どんな病気なのか知りたく読んでみました。患者にわかりやすい内容で不安感が軽減されました。2018/07/23
ユーユーテイン
15
緑内障とは、眼圧が高くなった結果、視神経が傷つき、視野が欠けて失明に至る症状である。眼圧を正常に保つことがポイントだが、日本人の9割が正常眼圧緑内障だという。では、なぜ視神経が傷つくのかーーそれは不明。治療として、眼圧を下げるために行う目薬と手術があるが、目薬には副作用、手術には合併症がある。だから、日常生活の中で予防を心がけることが大事。その方法が紹介されている。本書は緑内障について平易に解説してある。読んで知ることにより、緑内障の恐れへの「解毒剤」となってくれる。2014/11/23
じお
2
★★★☆☆ 病気についての基本の基について書かれているような本。中身に関しては正直ネットで検索できるような事も多いですが、著者の人柄が滲み出ているような文章で、読者であろう患者に安心させてくれるように配慮しているように感じます。知識を得る本というよりは、お守りとして重宝する感じの本でしょうかね。2017/07/14
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- 和書
- 岩波数学辞典 (第3版)