内容説明
ヴァイオリニストの自画像―歌わせてあげよう!デュランティの伝えたい想いを…一日、一秒でも長く私は弾いていたい。二歳半からの心の響きの軌跡。
目次
1 美しい風景
2 少女の自画像
3 ヴァイオリニストは“キャスター”に
4 音楽の心理ベクトル
5 ストラディヴァリウスの音
6 音符のつぶやき
エピローグ 音楽の神々とともに
著者等紹介
千住真理子[センジュマリコ]
2歳半よりヴァイオリンを始める。全日本学生音楽コンクール小学生の部全国1位。NHK交響楽団と共演し12歳でデビュー。日本音楽コンクールに最年少15歳で優勝。慶應義塾大学卒業後、指揮者故ジュゼッペ・シノーポリに認められ、87年ロンドン、88年ローマデビュー。1999年2月、ニューヨーク・カーネギーホールのウェイル・リサイタルホールにて、ソロ・リサイタルを開き、大成功を収める。2002年秋、ストラディヴァリウス「デュランティ」との運命的な出会いを果たし、話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぶんこ
41
文庫を読んだばかりなので、重複している話もありつつも、新たな気持ちで読めました。2歳から始められたそうですが、その時の先生の教え方、接し方を読んで、始めに鷲見先生に教えていただけた事が良かったのだろうと強く思いました。たった2歳の子を教えるのは、しかも嫌がらず楽しいと思わせるのは大変なことだったでしょう。すごいです。ご家族も仲が良くて読んでいて気持ちいい。特に名器ストラディヴァリは息子にも楽器作りを教えず、資料を焼き捨てたとのエピソードを聞くと、業の深さに恐ろしくなりました。2016/04/25
コニコ@共楽
2
後半のストラディヴァリウスの件が印象的でした。千住真理子さんのヴァイオリン、聴きたくなりました。2011/09/26
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