内容説明
「銀座で美味しいハチミツが本当に採れたら、おもしろいよね」奇想天外な好奇心が“小さな命”と巡り合い、大都会の真ん中を里山に変えた。都市、里山、奥山を結ぶサスティナブル(持続可能)な社会の実現を目指して今日も「銀ぱち」たちと奮闘中。
目次
プロローグ 四年目のミツバチの日に
第1章 ミツバチとの出会い―断固拒否からはじまった銀座の養蜂
第2章 日本ミツバチの大きな可能性―ミツバチの視点で見つめる
第3章 銀座が教えてくれたこと―銀座のDNAと街の記憶
第4章 銀座の生産者としてできること―文化としてのミツバチとファームエイド
第5章 ミツバチが指し示すあるべき姿―ミツバチに躍らされて
エピローグ 二〇一六年のミツバチの日に
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- 評価
京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
R
29
世に聞く銀座ミツバチの活動について3年目くらいまでの出来事をまとめた本でした。ある特異な養蜂家の一言から始まり、そこに銀座という街が乗っかったというのが奇跡でもあったようで、非常に興味深い、プロジェクト進捗にも通ずるようなビジネス書の内容が詰まっていました。ただ、読み進めるに従って、これは都会でないと出来ないと感じたのと、農業すら都会じゃないと成功しないのかなんて思いもしました。やや悲観しすぎの感想だけども、ここに描かれたモデルは6次産業で、1次産業ではないのだと痛感したのであります。2017/09/27
たまきら
28
再読。田中さんのお人柄そのままの文面を楽しみました。楽しいだけでなく、様々な人を巻き込み、ビジネスまで成功させてしまう。これは銀座だから、というだけでなんだか納得してしまうのは、やっぱり東京っ子だからかもしれません。2020/08/24
へへろ~本舗
3
銀座のビルの屋上で養蜂。養蜂からいつの間にか分峰があると呼ばれる日本ミツバチの分峰レスキューと認識されて大忙し。環境指標生物であるミツバチ、ミツバチが安心して舞うことができる環境は人間にとって好ましい環境。そして蜜を集める働きバチの一生は30〜40日程度で花粉を集めるのは最後の10〜2週間に過ぎない。蜜を集めるのに忙しくて人を刺してる暇などない上にミツバチは人を刺したら死んでしまう。「銀座で養蜂」から「農業」「銀座里山計画」へと広がっていく夢は大きい。大人の遊びは終わらない。2022/01/30
るる
3
ボランティア展示参考資料。「銀座でハチミツが取れたら面白いよね」から始まったプロジェクト。ミツバチが都市と自然と人を繋げていく。 ミツバチ知識が増える本だった。2016/04/17
philosophia1976
2
「銀座の街で養蜂」という大胆な試みをおこなう「銀座ミツバチプロジェクト」の発足からその後の展開をリーダーである田中淳夫さんが振り返る著書。 最初は高い志も掲げず「面白そうだから」という理由で始めた都市養蜂が銀座の街のコミュニティをつなぎ農村部とのつながりを生む。一方的なボランティアではなくお金を産んで循環させていくのはまさに「人どうしの生態系」のようだ。 田中さんは「まわりがおもしろそうなことを始めるので巻き込まれた」と言っていますが、ご本人にお会いした限り完全に「巻き込み系」のパワーのある方でした(笑)2017/08/28