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内容説明
ドクターヘリとは何か、なぜ必要なのか、どんな効用があるのか、その答えがここにある。
目次
第1章 ドクターヘリの現状
第2章 日本の救急医療は今
第3章 世界のヘリコプター救急
第4章 ヘリコプター救急の促進
第5章 フライトドクター
第6章 フライトナースの活躍
第7章 ドクターヘリに救われた人
著者等紹介
西川渉[ニシカワワタル]
1936年生まれ。1960年東京大学理学部卒業。1975年朝日ヘリコプター取締役、1983年朝日航洋代表取締役専務、1989年地域航空総合研究所代表取締役所長、2003月5月退任。1998年度ヘリコプターによる救急システムの推進に関する検討委員会委員(総務省消防庁)、1999年度ドクターヘリ調査検討委員会委員(内閣官房)。現在、救急ヘリ病院ネットワーク(認定NPO法人、略称HEM‐Net)理事、日本航空医療学会監事、日本ヘリコプター協会(AHS International Japan Chapter)常任理事(元会長)、(財)日本航空協会評議員、(財)日本救急医療財団広域搬送委員会委員、全日本航空事業連合会ドクターヘリ分科会顧問、日本ヘリコプター事業促進協議会理事。国際ヘリコプター協会1997年地域貢献賞受賞(Helicopter Association International,本部ワシントンDC)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
3
フライトナースを読んで、この本の存在にいきあたった。日本の組織の硬直した姿(特に官僚)も浮かび上がる。しかし、それを超えて、熱き思いで動いている人たちがここにいる。そして、短期的な視点ではなく、長期的な視点の大切さも。途中ででてきた一文に、日本の政治家(首長も含む)たちのレベルの低さがクッキリと。2010/08/21
katta
3
☆☆☆ ドクターヘリの歴史と諸外国の事情、日本の現状および展望を、簡潔に分かりやすく書いてある。著者が医師でなく、元ヘリ会社の社長であるところが面白い。現場にあったヘリコプターの種類などなかなかわからないことだ。ただし、面白みには欠ける。仕方がないか。2009/04/12
Eri Ootsuka
2
航空界の著者による目線で、かつ広い視野からドクターヘリについて書かれている。 世界におけるドクターヘリの始まりから現在の活躍、いかに日本にこそドクターヘリが必要か、立ち上げまでに必要な基本的な知識など、興味深い内容がぎっしりだった。2013/03/26
アルゴン
1
★★★★ 便利、しかしどう考えても費用はかかる代物ですが、結局は使いようなんだなあと思いました。今の日本の政治の状態で果たして使いこなせるのかなあ。2010/08/25
PIPI
1
ドラマ『コード・ブルー』に触発されて。まじめな本でした。最近、後ろの回転翼が覆われているヘリが増えましたが、これは、後ろから患者を出し入れするときの巻き込み防止になるとか。コード・ブルーに使われた、千葉日医大の平置きも出てきました。災害救助の時と違って、中小型のヘリが使われるようです。2009/03/24