内容説明
本書は、現在、「公」と「民」とでは、コストやサービスにどのくらい違いがあるか、「公」から「民」への切り替えは最近どのようなテンポで進められているか、さらに近時、相次いで登場してきている「指定管理者制度」「PFI事業」「民営化・民間委託」「アウトソーシング」など、新しい「公」から「民」への移転方式にも焦点をあて、主要な自治体について、その現状を分析し、よりよい改革に向けての提言を行う。
目次
第1章 総論(公と民とのコスト比較;民間への切り替えは年ごとに進展・拡大 ほか)
第2章 指定管理者制度(指定管理者制度の創設;指定管理者制度の手続きの概要 ほか)
第3章 PFI事業(最近急速に広がってきたPFI事業;主なPFI事業 ほか)
第4章 民営化・民間委託(ごみ収集;学校給食 ほか)
第5章 その他のアウトソーシング(アウトソーシングの主な手法;アウトソーシングによる主な事業 ほか)
資料編
著者等紹介
坂田期雄[サカタトキオ]
昭和29年東京大学法学部政治学科卒業、自治省(現総務省)入省、42年群馬県財政課長、県民生活部長、48年自治省公営企業第一課長、等を経て、50年自治大学校部長教授、54年東洋大学法学部教授(地方自治・都市経営論)並びに都市経営総合研究所を主宰。平成9年東洋大学より博士(社会福祉学)を受ける。同11年東洋大学名誉教授、西九州大学教授(地域福祉)、同大学客員教授。なお、地方自治経営学会(恒松制治会長)の理事兼事務局長として、昭和59年以降20余年にわたり、毎年の研究大会(40回開催)のプログラム作成及び運営の責任者としてあたってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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