内容説明
欧米型民主主義文明とイスラム的世界観の対立に和解はあるのか。中東問題理解の定本の全面改訂版。
目次
1 領域・自然・風土
2 民族と宗教
3 波瀾と興亡の歴史
4 中東紛争の諸要因
5 現代の中東紛争
6 湾岸戦争後の中東―イスラム原理主義の台頭
7 同時多発テロとアフガニスタンの行方
著者等紹介
小山茂樹[コヤマシゲキ]
東北文化学園大学総合政策学部教授、前・中東経済研究所理事長。1935年岡山県生まれ。1960年東京大学経済学部卒。同年経済企画庁に入庁。65~67年大蔵省に出向、68~70年アジア経済研究所海外派遣員としてレバノン赴任。72年経済企画庁大臣秘書官、74年官房調査官、80年官房参事官などを歴任。この間、(財)中東経済研究所設立に参画。82年退官後、同研究所に入り、88年6月に理事長に就任。のち顧問。帝京大学教授ののち、99年から現職。中東、特にエネルギー問題の専門家として活躍
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