聞いて、ヴァイオリンの詩

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788700758
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C0095

内容説明

死の床にある人を前に、千住真理子のヴァイオリンは何を語ったか!ヴァイオリニストの素顔とは…。

目次

1 ヴァイオリニスト誕生
2 天才たちの伝説
3 演奏旅行スケッチ
4 家族の肖像
5 忘れ得ぬ人
6 演奏者

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ume-2

1
お母さんである文子さんの本では、彼女のある意味凄まじい人生が語られていましたが、この本ではその苦労もさらっと書かれています。ですが、バイオリンにその人生の殆どを捧げてきたことは十分伝わります。華やかな舞台の裏で、どれだけの研鑽を積み、そのせいでどれだけ沢山のものを犠牲にしてきたのか。華やかさのみを見れば、憧れと妬みしか湧きませんが、生まれつきの天才など存在せず、何かの道に秀でるということは、その影で死にものぐるいの努力が行われているのだと再確認します。彼女の意外に人間的な一面に触れ、ファンになりました。2013/02/07

ユラ

0
私の好きな画家の一人である千住博氏の妹、ヴァイオリニストの真理子さんのエッセイ。家族との関係性や本人の生活が垣間見れる読みやすい本でした。彼女の苦悩や努力の様子も書かれていて、私はもっと努力しなくてはいけないなと思いました。どんなにつらくても、欲望に負けそうになっても、ストイックに物事を追求できる人がプロになるんだなと改めてプロのすごさというものも感じました。2016/05/02

ヨシユキ

0
早くして世に出て、途中挫折し、それを乗り越えさらに飛躍する。アーリースターターには挫折のうちに音楽から完全に離れてしまう人も多いだろう。 彼女の場合、幸いにもその挫折は飛躍のためには必要だったわけだね。「他人の3倍練習して、私はやっと人並みに弾ける」なんて書いてらっしゃる。たまりません。 ステージで聴く音楽は彼女の魂そのものかと真摯な気持ちになります。2011/04/03

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