出版社内容情報
戦前、「癩」といわれて厳しく忌避・差別されたハンセン病者だが、彼らを社会に開こうと努めた人たちもいた。大正天皇妃、療養所の医官・内田守、映画『小島の春』の小川正子などの、「短歌」というメディアを通した救癩活動の実態を多面的にたどる。
【目次】
目次
序章
第一章 皇太后の「御歌」
第二章 短歌を選んだ癩患者たち―「癩短歌」の先駆け
第三章 明石海人の『白描』―「感傷」と「探求の語り」
第四章 小川正子の『小島の春』
第五章 映画になった『小島の春』
第六章 内田守の情熱―「癩短歌」を世に問う熱意をめぐって
第七章 癩患者と他者をつなぐ短歌
著者等紹介
松岡秀明[マツオカヒデアキ]
1956年、浦和市(現・さいたま市)生まれ。山形大学医学部卒業、東京大学大学院修士課程修了。カリフォルニア大学バークレー校大学院博士課程修了。現在、東京大学死生学・応用倫理センター研究員、成城大学民俗学研究所研究員。専門、文化人類学。人類学博士(Ph.D. in Anthropology)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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