出版社内容情報
●エスノグラフィーと、クリエイティブ・ノンフィクションが出会う交差点
文章を書くことを通して、生きるという営みに対する共感が育ち、正確な言葉の選択によって認識が鍛えられていく。ロシアの作家チェーホフに学びながら、心を引き込む物語に整え、書き物としてのエスノグラフィーを作る技を身につける、実践的マニュアル。
内容説明
書くことは生きること。文章を書くという行為は、いつも新しい発見をもたらしてくれる。書くことを通して、生きるという営みに対する共感が育ち、正確な言葉の選択によって認識が鍛えられていく。しかし、いくら悩んでも言葉が出てこないこともある。エスノグラフィーとクリエイティブ・ノンフィクションが出会う、心を引き込むエスノグラフィーをどうしたら書くことができるだろう。ロシアの作家アントン・チェーホフに学びながらその技を身につける、やってみようよ的なマニュアル。
目次
1 ストーリーとセオリー(在庫確認;第一印象 ほか)
2 場所(あなたが書いている場所;多義的な場所へ向かう道 ほか)
3 人(類型と個人;身体を持つ人 ほか)
4 声(声の響き;キーワード、キーコンセプト ほか)
5 自分(語ること;説明すること ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
タロウ
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チェーホフの文章法を知りたいと思い何気なく手にとった本。これまでの小説書き方本が霞むほど凄かった。エスノグラフィーの書き方だけでなく、あらゆる文章を含んでいると言っていい。性急な文章よりも慎重に練られた文章の印象はずっと長く残るなどの節々言葉や、チェーホフの作品をはじめとする例文と解説、文章人物の抽象化リストなど素晴らしく、あとがき部分での実際に執筆に取り組んでいる人へのアドバイスは天で見守る文章の神の言葉にも思えた。一日半で速読したので自由記述の課題はできていない。文章執筆のバイブルになるかも知れない。2025/10/10
KocmocKocma
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初見の用語が多くて思ったより難解。というかチェーホフの文章を解析しながら文章を作る話であろうという予想と異なっていて、割と期待外れだった。チェーホフ、その他の作者の文章の紹介はそれなりおもしろかったが。掲げられた課題(「私がいちばん書きたいのは」に続く文章を五分以上書いてください」とか)は全くやってみる気になれない。2025/04/28




