ワードマップ<br> 記号創発システム論―来るべきAI共生社会の「意味」理解にむけて

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記号創発システム論―来るべきAI共生社会の「意味」理解にむけて

  • 谷口 忠大【編】
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  • 新曜社(2024/09発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 292p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788518544
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C1010

出版社内容情報

記号(言語)の意味はどのように成立しているのか? この根本問題に最先端のAI・ロボティクス研究者と、第一線の人文社会系研究者らが集い探究する新学融領域、記号創発システム論。来るべき生成AIとの共生社会を見通すための、初のキーワード集。



※人工知能、ネオ・サイバネティクス、プラグマティズム、現象学、発達心理学、ロボティクス、自由エネルギー原理、エナクティヴィズム……等々、人文学から工学まで20名を超える各分野の第一人者が執筆。

内容説明

「記号接地問題」から「記号創発問題」へ生成AI時代の新しいシステム論。記号(言語)の意味はどのように成立しているのか?この根本問題に最先端のAI・ロボティクス研究者と、第一線の人文社会系研究者らが集い探究する新学融領域、記号創発システム論。来るべき生成AIとの共生社会を見通すための、初のキーワード集。

目次

第1部 Foundations of Symbol Emergence Systems
第2部 Symbol Emergence in Robotics
第3部 Cognitive Development in the Environment
第4部 Embodiment,Mind and Consciousness
第5部 Dynamics of Culture,Norms and Language
第6部 Symbol Emergence Systems and Beyond

著者等紹介

谷口忠大[タニグチタダヒロ]
京都大学大学院情報学研究科教授/立命館大学総合科学技術研究機構客員教授。1978年生まれ。京都大学工学研究科博士課程修了、博士(工学)。専門は人工知能、創発システム、認知発達ロボティクス、コミュニケーション場のメカニズムデザイン。全国に広まる書評ゲーム「ビブリオバトル」の考案者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mim42

8
令和の認知心理学。LLM時代との折り合いをつけてアップデートされた記号創発ロボディクス。根本にあるのは、かつては階層ノンパラベイズ等の手法でモデリングされた表現学習、自己教師あり学習による環境把握で、これに予測符号化や自由エネルギー原理の考えがいつの間にか追加され記号創発システム論と進化していた。本論は、社会構成主義的傾向など私からしてみれば胡散臭い部分もあるが、古くからあるエナクティヴィズムと身体性への着目はかつて以上に重要性を増しているし、LLMという事実とFEPの融合が武器になれば面白い。2024/12/15

shin_ash

7
アマゾンの予約でポチってホットな話題なので積読せずに読み始めて一応読み終えた。真面目な本なのであるが、用語集の雰囲気があり、テーマが人工知能と絡むので、ある意味でアニメの設定資料集のようでもある。取り上げられる話題は多岐にわたるので、それなりにフォロー出来ている話題もあれば、そうではない話題もある。話題ごとに参考図書の紹介があるので興味に従って深掘りするイメージだ。最後のシステム0〜システム3までの階層モデルは説得力があり、システム2が言語モデルでその上のシステム3の創発的記号システムだそうだ。しかしこの2024/09/16

Don2

6
記号やそれがもつ意味がコミュニティの中でいかに創出/共有/変化していくか、といったテーマで様々な分野の専門家が論考を寄せたもの。抽象コンセプトの創発論といってもいいかも。著者自身のご専門はロボットのようなのだが、本書の扱うテーマは言語学や現象学、AI/LLM等幅広い。各論、特に哲学やAIは個人的な関心も強く、文章もよく考えられたもので興味深く読んだ。なので総論は良かった本だなと思うのだけど、各論の深さを超える総体としての”記号創発システム”という問題意識そのものは、私の中では結像しなかったなあ…という印象2024/09/23

愛楊

5
2024年9月出版。谷口忠太による集合的予想符号化仮説の啓蒙書。自由エネルギー原理と予測符号化理論は、まさに哲学理論の自然化であり、主に認識論を統一的に説明するための科学的理論といえる。このような工学と哲学を架橋する試みがなされていることは素晴らしいことであるし、これからもその試みを広げてほしいと思う。ただ、大きいプロジェクトはしばしば瓦解しがちであるため、現在の言語学と自然言語処理との乖離のような事態が再来するのではないかという恐れもある。記号創発システム論だけではなく、哲学者は工学に通暁すべき。2024/09/10

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