出版社内容情報
大日本帝国は、3年8カ月におよぶ太平洋戦争に敗れて連合国軍に降伏した。では、その後に日本軍はどうなったのだろうか?
本書はこの疑問に、最新の歴史学研究をふまえて答えたものだ。
軍人による反乱未遂事件、復員兵や特攻兵に対する世間の態度、東条英機をはじめたとした指導者たちの戦後、陸海軍組織の戦後処理…。軍関係者の視点から解き明かす、戦後混乱期の日本のリアル。
【目次】
第一章 終戦後の日本軍兵士
第二章 終戦後の陸海軍組織
第三章 終戦後の戦場
第四章 終戦後の指導者
第五章 終戦後の軍事情勢