自己の科学は可能か―心身脳問題として考える

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自己の科学は可能か―心身脳問題として考える

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784788518315
  • NDC分類 141.93
  • Cコード C1011

出版社内容情報

自己は脳によって作られるのか? 身体性に規定されるのか? 記憶と物語から構築されるのか? 21世紀に展開されてきた「自己の科学」を振り返り、最先端の研究を紹介するとともに、「心身脳問題」という観点から未来を展望する熱いアンソロジー。

内容説明

自己は脳によって作られるのか?身体性に規定されるのか?記憶と物語から構築されるのか?21世紀に展開されてきた「自己の科学」を振り返り、最先端の研究を紹介するとともに、「心身脳問題」という観点から未来を展望する熱いアンソロジー。

目次

脳と身体とこの私
第1部 自己研究の現在地(自己研究の体系的な深化のために;身体性と物語性の架け橋;自己の証明を脳内に見つける苦闘とその失敗;自己は本当に脳が作り出すのか;「かたち」と「わたし」―現実からの脱身体化と抽象空間での具象化)
第2部 ディスカッション(自己研究の此岸と彼岸)

著者等紹介

田中彰吾[タナカショウゴ]
東海大学文化社会学部教授/文明研究所所長。理化学研究所客員研究員。博士(学術)。専門は現象学的心理学、身体性哲学。これまで一貫して、身体性の観点から心の科学の基礎理論を刷新する研究に取り組んできた。本書は、身体性に深い関心を寄せつつ心の科学を探究する研究仲間との議論を取りまとめた初の書籍となる

今泉修[イマイズミシュウ]
お茶の水女子大学人間発達教育科学研究所准教授。博士(学術)。専門は実験心理学、認知心理学。身体運動と認知の関係に関心を持ち、特に主体感・時間知覚・記憶について研究している

金山範明[カナヤマノリアキ]
産業技術総合研究所(AIST)主任研究員。博士(心理学)。専門は生理心理学。頭皮上脳波を用いた主観的状態の計測方法を研究している

弘光健太郎[ヒロミツケンタロウ]
国際電気通信基礎技術研究所(ATR)研究員(執筆時所属:日本学術振興会特別研究員PD(東京大学))。博士(心理学)。専門は神経心理学、実験心理学、認知神経科学。脳損傷者における自己の障害の研究や非侵襲的脳刺激法による脳機能介入研究に従事

浅井智久[アサイトモヒサ]
国際電気通信基礎技術研究所(ATR)主任研究員。博士(学術)。専門は実験心理学、認知神経科学、精神病理学。ブレイン・マシン・インターフェースやニューロフィードバック技術などの研究開発を行う一方で、行動実験や脳計測を駆使して私たちの「主観」をどう取り出せるかについても長らく苦闘中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yoshi

6
2部構成。I部は5人の筆者がそれぞれ、書きたいことを書いている。後半は、対談。 結論としては、自己とは何だ?自己の科学は進展したのか?難しいという苦心の色が見えることが多かった。 I部は、科学的なもの、哲学的なものあったが、ラバーバンド錯覚など所有感や主体感はもちろん自己とは関係するだろうが、結局主観性を捉えられていないという話。II部の雑談は、結構ぶっちゃけた話もあって、II部のほうが面白かった。2024/06/26

ばにき

2
研究者たちの率直な意見が書かれていて、自己研究に詳しくなくても楽しめる。科学を1つの道具として、真理を探究していることと困難だが楽しそうな議論が伝わってきた。2024/11/09

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