出版社内容情報
ふとした瞬間に、なぜ生きているのだろうか、という問いが浮かんだことはないだろうか。哲学者たちの探究に対して、一般の人々の心理を探究する心理学はどのように答えるだろうか。最新の心理学の研究から、人生の意味、幸福感との違いについて考える。
内容説明
なぜ生きているのだろう?私は生きる価値があるのか?ふとした瞬間によぎる人生への疑問。人生の意味について、哲学者や特別な経験をした人たちが様々な考えを提出してきた。しかし一般の人々は、どのように捉えているのだろうか。最新の心理学の研究から、人生の意味、そして幸福感との違いについて考える。
目次
第1章 人はなぜ意味を問うのか
第2章 人生の意味の定義
第3章 人生の意味の源―人は何に意味を見出すのか
第4章 人生の意味と幸福感の違い
第5章 哲学者はどのように意味を見出したか
第6章 人生の意味を見つけるために
第7章 まとめ―人生の意味を問うということ
著者等紹介
野口謙二[ノグチケンジ]
サザンミシシッピ大学心理学部准教授。2004年ミシシッピ大学よりPh.D.取得。2005年より2008年までフロリダ大学にてポストドクトラルリサーチフェロー。2008年よりサザンミシシッピ大学所属。同年、Asian Association of Social PsychologyよりMisumi Awardを受賞。専門分野は社会心理学で、比較文化研究による個人と社会の関係性や人生の意味、ウェルビーイングなど、心の健康についての研究を主に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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