6歳と3歳のおまけシール騒動―贈与と交換の子ども経済学

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6歳と3歳のおまけシール騒動―贈与と交換の子ども経済学

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788518001
  • NDC分類 376.11
  • Cコード C1011

出版社内容情報

昭和の末期、大流行したビックリマンチョコのおまけシール。その渦中にあった6歳と3歳の息子とその仲間たちの克明な日誌的観察記録をもとに、子ども文化、子ども経済、仲間関係の発達を社会歴史的な文脈の中で丁寧に描き出した稀有なフィールド研究。



子どもたちはシール交換やシール収集を通じてなにを学んでいたのか? 日々の何気ない些細な出来事を、子どもたちの生きる時代や社会状況を踏まえて丁寧に分析する。

内容説明

昭和の末期、バブル景気のもと大流行したチョコ菓子のおまけシール。就学前の二人の息子と仲間たちの克明な日誌的観察記録をもとに、子ども文化、子ども経済、仲間関係の発達を、社会歴史的な文脈の中で丁寧に描き出した稀有なフィールド研究。

目次

序章 ビックリマンシールに先立つ子ども文化
第1部 ビックリマンシールへの欲望に火がつき燃え上がる(欲望がくすぶり始め火がつく―1987年7月・8月・9月;欲望の火が燃え広がる―1987年10月・11月・12月)
第2部 ビックリマンシールへの欲望が薄れていく(ビックリマンシールの流行の飽和―1988年1月~1988年3月;ビックリマンブーム消滅への長い道のり―1988年4月~1990年3月)
終章 歴史的状況に埋め込まれた子どもたちの発達

著者等紹介

麻生武[アサオタケシ]
1949年生まれ。1982年大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得満期退学。現在奈良女子大学名誉教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

3
ふむ2023/04/30

onepei

3
観察日誌。意識の発達の進展がみられて興味深い。 ときどき親の視点が出てくるのがおもしろい。2023/04/16

らんどるる

1
何かのレビューを見て。ビックリマンシール集めにはまっていった子どもたちの観察から、子どもの発達、贈与、所有権、私的所有物(お宝)の概念、贈り物への返礼の意味、文化とは等々について、色々述べられている。「盗む」という行為がやたら繰り返し出てきたのがちょこっと気になった。2023/09/26

cinnamon

1
ビックリマンシールをめぐる子供達の行動はあるあるなものばかりでほのぼのとした気持ちで読んだ。時折筆者が介入してしまうのもほっこりした。 近頃の子供は外遊びをしないやゲームばかりしているとか言う人もいるが、ゲームもビックリマンシールも大人が作り出し与えたもので外遊びをしないのも子供の声がうるさいと言う大人がいるからで、子供達は大人にはめられた枠の中で遊びを作り出しているのだ。 ここに登場した子供たちはどんな大人になったのだろう。特にミヤくんが気になる2023/06/26

よっちん

0
研究室2024/04/16

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