出版社内容情報
秋田 喜美[アキタ キミ]
著・文・その他
日本認知科学会[ニホンニンチカガクカイ]
監修
内村 直之[ウチムラ ナオユキ]
解説
内容説明
言語の起源は、オノマトペにあり!?私たちの言語活動を豊かにしてくれるオノマトペ。その表現のシックリ感の源や、語彙・文への溶け込み方を探ってみると、言語の本質までもが見えてくる。オノマトペを手がかりに言語のルーツへと迫る、明快で刺激的な入門書。
目次
1章 オノマトペは役に立つ(書き言葉のオノマトペ;話し言葉のオノマトペ)
2章 オノマトペはシックリくる(恣意性とアイコン性;音象徴 ほか)
3章 オノマトペは言葉に溶け込む(オノマトペの定義;文に溶け込む ほか)
4章 オノマトペは言語を生む?(言語オノマトペ起源説;アイコン性は言語獲得を助ける ほか)
著者等紹介
秋田喜美[アキタキミ]
1982年愛知県生まれ。名古屋大学文学部・大学院人文学研究科准教授。2009年神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了、博士(学術)取得。同年日本学術振興会特別研究員PD(東京大学大学院総合文化研究科)およびカリフォルニア大学バークレー校言語学科客員研究員、11年大阪大学大学院言語文化研究科講師、15年名古屋大学大学院国際言語文化研究科准教授、16年国立国語研究所理論・対照研究領域客員准教授を経て、17年より現職
内村直之[ウチムラナオユキ]
科学ジャーナリスト。1952年東京都生まれ。81年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程満期退学。物性理論(半導体二次元電子系の理論)専攻。同年、朝日新聞入社。同社福井、浦和支局を経て、東京・大阪科学部、西部本社社会部、『科学朝日』、『朝日パソコン』、『メディカル朝日』などで科学記者、編集者として勤務した後、2012年4月からフリーランスの科学ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 宇宙のみなしご 角川文庫