出版社内容情報
相互作用に埋め込まれた保育者の専門性をいかに見いだすか。連絡帳、クラスだより、生活画、創作劇を対象に、それぞれのナラティヴ特性をいかした方法で分析しその内実に迫る。ナラティヴ・アプローチの基礎から実践的意義までわかりやすく論じた一冊。
内容説明
相互作用に埋め込まれた保育者の専門性をいかに見いだすか。連絡帳、クラスだより、生活画、創作劇を対象に、それぞれのナラティヴ特性をいかした方法で分析しその内実に迫る。ナラティヴ・アプローチの基礎から実践的意義までわかりやすく論じた一冊。
目次
序章 保育者の専門性の可視化に向けて
第1章 方法論的背景
第2章 対話的ナラティヴ分析―連絡帳研究
第3章 多声的ナラティヴ分析―クラスだより研究
第4章 パフォーマンス的ナラティヴ分析―生活画研究
第5章 ナラティヴ・エスノグラフィー―創作劇研究
終章 ナラティヴ・アプローチで見えてきたもの
著者等紹介
二宮祐子[ニノミヤユウコ]
和洋女子大学家政学部准教授。広島県広島市出身。広島大学学校教育学部卒業、広島大学教育学研究科博士課程前期修了。川崎市職員として障害児施設・保育園・児童発達支援センターにて11年間勤務ののち退職(保育士、社会福祉士)。2008年に放送大学大学院修士課程を修了後、2014年に東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科博士課程を修了(教育学博士)。2012年より東京家政大学非常勤講師、2015年より埼玉東萌短期大学専任講師、2018年より東京女子体育大学・東京女子体育短期大学准教授を経て、2020年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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