集団浅慮―政策決定と大失敗の心理学的研究

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  • サイズ 46判/ページ数 549p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788517707
  • NDC分類 361.44
  • Cコード C1011

出版社内容情報

*組織のリーダーが学ぶべき、大失敗を避けるための条件とは



なぜ、聡明な人々が議論を重ねたのに重大な失敗となってしまったのか。歴史的に重要なアメリカの政策決定の事例を取り上げて、集団にはたらく心理学的過程を明らかにし、どうしたら避けることができるかに答えた、社会心理学の重要文献の待望の完訳。

内容説明

三人寄れば文殊の知恵?いや、ときに集団決定は、悲劇を招く。聡明な人々が議論を重ねたのに、大失敗となってしまったアメリカの歴史的に重大な政策決定の事例を取り上げ、論議の過程を詳細に検証。そこにはたらく集団決定だからこその心理学的過程を明らかにし、リーダーシップ論に大きな影響を与えた重要文献、待望の完訳。

目次

1 大失敗(はじめに―なぜそんなに誤算するのか?;完膚なき失敗―ピッグス湾侵攻;北朝鮮の内と外―「誤った敵との誤った戦争」;真珠湾再訪、あるいは、なぜ要塞は眠っていたのか;ベトナム戦争のエスカレーション―どのようにして起こりえたのか)
2 対照事例(キューバミサイル危機;マーシャルプランの作成)
3 理論、含意、応用(集団浅慮症候群;ウォーターゲート隠蔽―操作に巧みな者たちが、いかにして避けえた泥沼にはまったのか;一般化―集団浅慮に、誰が、いつ、なぜ、屈するのか;集団浅慮を阻止する)

著者等紹介

細江達郎[ホソエタツロウ]
1943年長野県に生まれる。東北福祉大学・東北大学・岩手大学・岩手県立大学の教授等を経て、岩手大学名誉教授・岩手県立大学名誉教授、瑞宝中綬章(2021年)。専門、社会心理学・犯罪心理学。日本応用心理学会名誉会員・日本犯罪心理学会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ohe Hiroyuki

3
心理学を踏まえ、どうして組織において失敗が起こるのかを集団浅慮(原文では"Groupthinking")との概念を用いて検討し、その再発防止策も提言した一冊▼著者曰く、「リーダーがだめだった」「構成員が無能だった」という理由では説明しきれない失敗があり、構成員同士が共依存(本書では「凝集性」という表現)状態が生じているのではないかとの仮説を実際に起きた事例を用いて検討している。▼国家のみならず、会社などの私法人のガバナンスにおいても有用であろう。なぜ多様性のある人材が経営に必要なのかを本書は示唆している。2024/02/05

のせなーだ

3
個人は数において集団に劣る。質より量の問題になる。思慮なき同調、集合的誤判断から非合理的行為、暴力や集団狂気は海外ニュースでうんざりするほど目にした。なぜ集団浅慮が起こるのか。3つの処方箋までには、たっぷりと歴史的事件、実例、当事者たちの反省、専門家の分析など繰り返され訴えてくる。集団で議論する場合、決定前にメンバーが集団浅慮に落ちかけていないか疑う必要がある。常に集団に共有された幻想から離れた、個人の方に正があるようだな。集団内の多くが集団浅慮を防ぐ自覚がないと。外部の専門家の視点の重要さも。2023/01/22

tekka

2
「意思決定者が自分の選択した一連の行動を公に表明すると、その好ましくない結果の証拠を見るのを避けがちとなる。躓きを勝利として再解釈しようと試み、正しい決定をしたと自分自身や他者に確信させるための新しい理屈を考案し、他の誰の目にも変化が必要だとわかっても、不成功な政策に頑固にしがみつく。」2022/11/14

新橋九段

1
思いのほか実例の検討に寄った内容だったし、原著は結構古い。基本を押さえるのと古典的名著を日本語で読める価値は高いか。2025/02/03

smasato

1
図書館で借りて読んだ。政策決定に限らず、組織での意思決定に関わる人に勧めたい。2023/03/26

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