内容説明
質的研究を切り開いてきた著者の斬新な理論と方法論は、フィールドの発想を世界にひらき発展しつづけている。この本によって、世界観と人間観が変わり、知を探究する身体のむかい方が変わるだろう。
目次
はじめに―持続するこころざし
1 質的心理学とは何か(質的心理学のこころざし;質的心理学の核心;質的心理学の歴史 ほか)
2 モデル生成をめざす現場心理学の方法論(モデル生成をめざす現場心理学の方法論;質的データからのモデル生成プロセス)
3 多声対話によるモデル生成(質的研究における対話的モデル生成法―多重の現実、ナラティヴ・テクスト、対話的省察性;多声テクスト間の生成的対話とネットワークモデル―「対話的モデル生成法」の理論的基礎;対話的場所モデル―多様な場所と時間をむすぶクロノトポス・モデル ほか)
おわりに―古くて、しかし新しい質的研究
著者等紹介
やまだようこ[ヤマダヨウコ]
山田洋子。1948年、岐阜市で生まれる。愛知淑徳大学教授、京都大学教授、立命館大学特別招聘教授など歴任。京都大学名誉教授。ものがたり心理学研究所長。教育学博士。日本質的心理学会の設立に関わる。専門は、生涯発達心理学、ものがたり(ナラティヴ)心理学、文化心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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質的心理学:現場心理学の発想 カタログ現場心理学 質的心理学ハンドブック 質的心理学の核心 質的心理学の歴史 個体概念から文脈概念へ モデル生成をめざす現場心理学の方法論:モデル生成をめざす現場心理学の方法論 質的データからのモデル生成プロセス 多声対話によるモデル生成:質的研究における対話的モデル生成法─多重の現実、ナラティヴ・テクスト、対話的省察性 多声テクスト間の生成的対話とネットワークモデル─対話的モデル生成法 対話的場所・トポスモデル ライフストーリーの樹モデル 同時代ゲームとしての現場心理学2021/04/07
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