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内容説明
心地よく年を重ねられる「居場所」とは。人生の最終段階、支援が必要になったとき、誰とどこで暮らすのか。福祉先進国デンマークをはじめ、世界各国、そして国内での調査からみえてくる高齢期の多様な「居場所」のあり方と、それぞれの人生の物語。
目次
終の住み処の探求からエイジングフレンドリー・コミュニティへ
第1部 終の住み処をつくる(多世代共生コミュニティという夢の行方;文化を語り味わう共有地)
第2部 エイジング・イン・プレイスの実践(広がる共有の場―高齢者コミュニティの重層化;認知症高齢者のエイジング・イン・プレイスに向けた協働;世界の不思議の探求―自然の時間に抱かれて暮らす術)
第3部 紡がれるナラティヴ(高齢者と紡ぐナラティヴ―制度に守られる日常語り;いくつもの居場所を駆使する;生涯教育―もう一つの時間)
生を養う協働の舞台エイジングフレンドリー・コミュニティ
著者等紹介
鈴木七美[スズキナナミ]
1958年宮城県仙台市生まれ。東北大学薬学部を卒業し、(財)仙台複素環化学研究所、(株)中外製薬、(財)相模中央化学研究所にて勤務した後、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科(博士課程)修了。博士(学術)。マギル大学文化人類学部客員助教授、京都文教大学教授、放送大学(文化人類学’04)客員教授などを経て、国立民族学博物館/総合研究大学院大学教授。専門は歴史人類学、医療人類学、エイジング研究。主な著書に『出産の歴史人類学―産婆世界の解体から自然出産運動へ』(新曜社、1997年、第13回青山なを賞(女性史))、などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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