「国書」の起源―近代日本の古典編成

個数:

「国書」の起源―近代日本の古典編成

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月24日 11時40分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784788516441
  • NDC分類 020.21
  • Cコード C1090

内容説明

国/文/学のポリティクス。明治中期、帝国憲法体制の構築をにらんで東京大学文学部に急遽付設された「古典講習科」。古典と国家が手を結ぶ、現在までつづく物語は、ここから始まった!

目次

第1章 国学と国文学―東京大学古典講習科の歴史的性格
第2章 漢学の岐路―古典講習科漢書課の位置
第3章 漢文とアジア―岡本監輔の軌跡と企て
第4章 国民文学史の編纂―芳賀矢一の戦略と実績
第5章 国家の文体―近代訓読体の誕生
第6章 『万葉集』の近代―百三十年の総括と展望
関連資料集

著者等紹介

品田悦一[シナダヨシカズ]
1959年、群馬県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は上代日本文学

齋藤希史[サイトウマレシ]
1963年、千葉県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は中国古典文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

元気!

2
明治の初めに一時的に成立した古典講習科の果たした役割についての論考から始まり、漢文脈論や万葉ポピュリズム論など、共著者の専門が活かされており面白かった。2022/05/21

Ohe Hiroyuki

1
令和の典拠につき、「万葉集は国書である」という表現から、①漢籍は国書ではないのか?そもそも国書とは何か?②万葉集の近代における政治利用について取りまとめた論考集。▼内容は、東京大学に一時期設けられていた古典講習科、我が国の文体の略史、そして万葉集等である。▼近代国家として我が国が立っていくための一つの側面を描写しており、大変に興味深い。▼万葉集は「選ばれた人たちだけが」「付き合うことを許されるということなのだ」と結論を述べているが、これがアカデミズムの一つの側面なのかもしれないと思ったところである。2022/04/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14320611
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。