よりみちパン!セ<br> おばあちゃんが、ぼけた。 (増補新版)

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よりみちパン!セ
おばあちゃんが、ぼけた。 (増補新版)

  • 村瀬 孝生【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 新曜社(2018/05発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788515666
  • NDC分類 K369
  • Cコード C0095

出版社内容情報

混沌をおそれず、この1冊でぼけを丸ごと学ぼう!



「ぼけの可笑しさ、不思議さ、怖さ、美しさを通して、私たちは人間というい

のちの限りない深みに触れるのです」──。詩人、谷川俊太郎さんが、「わた

しがボケたさいにはここに入りたい」と願った、福岡市内は認知症の人々が集

う「宅老所よりあい」。入所者、通所者、スタッフ、家族が繰り広げる、繊細

にして抱腹絶倒日々のすべてを、認知症当事者たちから「おにいちゃん」と呼

ばれ続け、ついぞ名前を呼ばれることのないまま20年、の頼りなくもたくまし

い施設長が語ります。谷川俊太郎氏のエッセイ「ぼけの驚異」や4コママンガ

を多数収録。書き下ろし「その後も、おばあちゃんは、ぼけた。」を増補。

村瀬 孝生[ムラセ タカオ]
著・文・その他

内容説明

人間は―生まれる/遊ぶ/働く/愛する/死ぬ。しかも、ぼける。ならば、混沌をおそれず、感性をぼけに沿ってゆるめていこう。この1冊でぼけを丸ごと学ぼう!

目次

老人ホームは姥捨山!?(リポビタンDばあさん;H2Oじいさん ほか)
生きることにつきあう!(柿どろぼうがおる!;涙のお別れなのに… ほか)
死につきあう?(美しい。ぴしゃりしとる。;形見分けのちゃぶ台 ほか)
ふつうに生まれて、ふつうに死ぬこと(生まれる;働く ほか)
その後も、おばあちゃんは、ぼけた。(あっ、花が咲く;婦人の滝 ほか)

著者等紹介

村瀬孝生[ムラセタカオ]
1964年生まれ。福岡県飯塚市出身。東北福祉大学を卒業後、特別養護老人ホームに生活指導員として勤務。1996年2月から、「第2宅老所よりあい」所長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロア

32
前半の老人ホームの話がとても非情で残酷(私にはそう感じられた)なので、最初は不愉快な気持ちでいっぱいで、「100%ORANGE のほのぼの挿絵に騙されたし…」と思った。でも…著者の村瀬さんが老人ホームを退職後に始めた「宅老所」に話が移ってからは全てが大きく変わった!「こんな風に過ごせる場所があるって良いなぁ」と思いながら、時々差し込まれる4コマ漫画にクスッと笑いながら読んだ。特に、看取りの章が良いです。私達には尊厳ある最期を迎える権利がある。それは、今の日本の病院では叶えられないんだろうな… 2018/08/13

ヒラP@ehon.gohon

27
ヤングアダルト向けに出された書籍としては、この現実感を若者がどのように受けとめるのか気になるところですが、認知症の老人と寄り添いながら、とても人間味のある事例集です。 老いとはこんなもの、認知症とはこんなもの、祖父母が、両親が、そしていずれは自分も通る道ならば、やさしく受けとめる準備を考えることで、とても心が豊かになれると思いました。 村瀬さんのご苦労が、ユーモアたっぷりに描かれているところに、とても好感が持てました。2022/03/10

タルシル📖ヨムノスキー

23
超高齢化社会と言われて久しい日本。2000年に介護保険が導入され、地域には様々な施設が建ったけれど、そこで暮らすお年寄りたちが幸せそうに見えないのは何故だろう。やはり人員不足が原因なのかヘルパーさんたちの動きをみていると「こなす」ことに精一杯で「楽しむ」なんて余裕はカケラも感じられない。いや中には村瀬さんのように楽しさややりがいを見出している人もいるんだろうけど。まずはとにかく村瀬さんが施設長をつとめる特養を見学してみたい。この本はいわゆるジュニア向けですが、介護現場で働く人たちにもぜひ手に取ってほしい。2024/03/24

タルシル📖ヨムノスキー

18
〝九八歳の妊娠〟の著者、下村恵美子さんと一緒に働き、後を引き継いだ〝宅老所よりあい〟の所長さんの介護に対する想いをまとめた一冊。もともと中学生向けのシリーズなだけあって、具体的でわかりやすい。食事・排泄・入浴を効率よく進めることを最優先に考えている、いや、考えざるを得ない現場の皆さんと、その施設の経営者の皆さんに読んでいただきたい一冊です。「何もわかっていないことと、無力なことを自覚すると素直になれるような気がする。素直に振り回される、それってそんなに悪くない」。この境地に至るには、かなりの情熱が必要。2019/08/24

カイエ

11
良い本だった。図書館のYA棚で偶然見つけた本だが、老いた両親と向き合うための心の準備として最適な1冊だった。ぼけることは自然で、悪いことではない。ただ若く元気な人のリズムに合わないだけ。記憶の混乱も、年輪のように積み重ねた時間のなかをタイムスリップしているだけ。無理に健常者のルールに押し込めようとするから齟齬が出るのだ。これは他のマイノリティに対しても同じなのかも。効率なんてほっぽって、こんな風にゆっくり安心して暮らせる社会にしたい。2022/01/14

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