出版社内容情報
混沌をおそれず、この1冊でぼけを丸ごと学ぼう!
「ぼけの可笑しさ、不思議さ、怖さ、美しさを通して、私たちは人間というい
のちの限りない深みに触れるのです」──。詩人、谷川俊太郎さんが、「わた
しがボケたさいにはここに入りたい」と願った、福岡市内は認知症の人々が集
う「宅老所よりあい」。入所者、通所者、スタッフ、家族が繰り広げる、繊細
にして抱腹絶倒日々のすべてを、認知症当事者たちから「おにいちゃん」と呼
ばれ続け、ついぞ名前を呼ばれることのないまま20年、の頼りなくもたくまし
い施設長が語ります。谷川俊太郎氏のエッセイ「ぼけの驚異」や4コママンガ
を多数収録。書き下ろし「その後も、おばあちゃんは、ぼけた。」を増補。
村瀬 孝生[ムラセ タカオ]
著・文・その他
内容説明
人間は―生まれる/遊ぶ/働く/愛する/死ぬ。しかも、ぼける。ならば、混沌をおそれず、感性をぼけに沿ってゆるめていこう。この1冊でぼけを丸ごと学ぼう!
目次
老人ホームは姥捨山!?(リポビタンDばあさん;H2Oじいさん ほか)
生きることにつきあう!(柿どろぼうがおる!;涙のお別れなのに… ほか)
死につきあう?(美しい。ぴしゃりしとる。;形見分けのちゃぶ台 ほか)
ふつうに生まれて、ふつうに死ぬこと(生まれる;働く ほか)
その後も、おばあちゃんは、ぼけた。(あっ、花が咲く;婦人の滝 ほか)
著者等紹介
村瀬孝生[ムラセタカオ]
1964年生まれ。福岡県飯塚市出身。東北福祉大学を卒業後、特別養護老人ホームに生活指導員として勤務。1996年2月から、「第2宅老所よりあい」所長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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タルシル📖ヨムノスキー
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