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出版社内容情報
人間にとっての「最低限度」の生活って?
〈できる〉か〈できない〉かで人間の価値が決まる。できれば「多くとれる」。
そういう考えは、まったく正しくない。それはなぜか──人間がそのままの姿
で生きている、そのことの価値と意味を、さまざまな運動の歴史と深い思索の
数々を丁寧に参照しながら、論理的に解き起します。成果主義、能力主義、自
己決定、尊厳死、介護、格差、貧困、税。それらはいままさにその内実を再検
証され、この国に生きる人々とシェアされるべきでしょう。著者の生涯をかけ
たテーマがマンガやイラスト交え、易しく描かれます。憲法二十五条をめぐる
インタビュー「健康で文化的な最低限度?」を増補。
立岩 真也[タテイワ シンヤ]
著・文・その他
内容説明
「できる」か「できないか」で人間の価値は決まらない。できれば「多くとれる」。そういう考えも全く正しくない。それはなぜか、この本に書いてある。人間がそのままの姿で生きている、そのことの価値と意味を、様々な運動の歴史と深い思索の数々を参照しながら、泣く子も黙る“生存学”のたおやかな巨匠が、論理的に説き起こす。
目次
できなくてなんだ
ならどうならよいか・1
しかしこの世の仕組み―私たちの社会は変だ
でも社会はそうじゃないかという話
人は違うものを信じている
差は仕方がない、必要だというお話について
「機会の平等」というお話がいけてない話
むしろ差は大きくなる
文句の言い方
世界の分け方〔ほか〕
著者等紹介
立岩真也[タテイワシンヤ]
1960年、新潟県佐渡島生まれ。社会学者。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。2007年より、文科省の採択による、新しい教育、研究拠点としての「生存学研究センター」長を務める(2012年を除く)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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