都市に刻む軌跡―スケートボーダーのエスノグラフィー

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都市に刻む軌跡―スケートボーダーのエスノグラフィー

  • 田中 研之輔【著】
  • 価格 ¥3,520(本体¥3,200)
  • 新曜社(2016/03発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788514690
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C3036

出版社内容情報

◆ストリートと身体に刻まれる生を描く
 駅前広場で、すぐ横の公園で、躍動するスケートボーダーの姿をかつて目にしました。あの集団はいまも跳びつづけているのでしょうか。秋葉原、池袋、新宿、土浦などでの多年にわたる参与観察により、文化的行為を媒介にして形成されたこの若年集団の軌跡へと迫ります。表面的なスタイルや価値観のみを分析するのではなく、どのような都市空間管理の政治と交わり、いかなる生を経て何を費やして参加してきたのか、そして、その生き方の帰結には何があるのか、という全体を描きだすヴィヴィッドな都市エスノグラフィーです。著者は法政大学キャリアデザイン学部准教授。

都市に刻む軌跡 目次
序論 暗がりの律動、没頭する身体
1 仮設フェンス越しのたまり場
2 舞台と編成

第1章 都市下位文化集団の理論と方法
1 相互行為の生成論理
2 相互行為の象徴闘争
3 相互行為の理論射程
4 相互行為の分析視座

第2章 湧出するたまり場のポリティクス
1 湧出の過程
2 行為の禁止
3 集団の形態
4 行為の境界

第3章 身体に刻まれるストリートの快楽
1 滑走の体感
2 技芸の修練
3 路上の記憶
4 身体の痕跡

第4章 集団内の役割と規範
1 集団の序列
2 広場の統制
3 占有の創造
4 役割の演技

第5章 獲得した場所に囲い込まれる行為
1 偏見と排除
2 署名と獲得
3 開設の経緯
4 組織と地域

第6章 身体化された行為の帰結
1 行為の経路
2 集団の特性
3 職業の移動
4 滞留の構造

結論 行為の集積と集団の軌道
1 集団生成の論理
2 相互行為が導く集団の軌道

あとがき
参考文献
索引

装幀―戸田宏一郎

内容説明

何を費やし、何がために、跳ぶのか。都市空間の政治に向きあい、体を賭して没頭するスケートボーダーたち。生きられたその軌跡を描くエスノグラフィー。

目次

序論 暗がりの律動、没頭する身体
第1章 都市下位文化集団の理論と方法
第2章 湧出するたまり場のポリティクス
第3章 身体に刻まれるストリートの快楽
第4章 集団内の役割と規範
第5章 獲得した場所に囲い込まれる行為
第6章 身体化された行為の帰結
結論 行為の集積と集団の軌道

著者等紹介

田中研之輔[タナカケンノスケ]
1976年生まれ。博士(社会学)。一橋大学大学院社会学研究科単位取得退学。メルボルン大学大学院社会学プログラム客員研究員。カリフォルニア大学バークレー校大学院社会学専攻客員研究員を経て、現職:法政大学キャリアデザイン学部准教授、デジタルハリウッド大学客員准教授、株式会社ゲイト・Huber Inc.・バリュレイト社外顧問。専攻:社会学・社会調査論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まつゆう

0
一章は少々冗長で煩瑣な感もあるが(というより自分が咀嚼しきれていないのだが)、シカゴ学派とカルチュラル・スタディーズの展開と課題がまとまって勉強になる。2章は本のコンセプト上必要。3章、4章、5章はスケートボーダーの“熱中”するリアリティが描かれ素晴らしい。しかし1章で挙げた課題が記述のスタイルとして克服されているのかは(こっちの勉強不足で)分らぬ。6章は「スケートボーダー集団」という無記名的な観方で見るのではなく、著者がスケートボードを介して出会った気の良い“彼ら”個々の軌跡として見ると一応納得。2016/05/03

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