社会脳シリーズ
美しさと共感を生む脳―神経美学からみた芸術

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  • サイズ B6判/ページ数 136,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788513587
  • NDC分類 701.4
  • Cコード C1040

内容説明

美という主観を、脳のはたらきという客観から推定するパズルは解けるのか?脳イメージングの手法を駆使して美を感ずる脳メカニズムに迫る科学的冒険への誘い。

目次

1 視覚芸術の神経美学
2 美と感性の脳内表現
3 神経美学と色彩調和
4 北斎漫画の神経美学―静止画に秘められた動きの印象
5 能面の神経美学―能面の表情に秘められた謎
6 フラクタル図形に対するサルの好き嫌い

著者等紹介

苧阪直行[オサカナオユキ]
1946年生まれ。1976年京都大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士(京都大学)。京都大学大学院文学研究科教授、文学研究科長・文学部長、日本学術会議会員などを経て、京都大学名誉教授、日本ワーキングメモリ学会会長、日本学術会議「脳と意識」分科会委員長、日本学士院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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センケイ (線形)

2
美的な判断の土台の1つ視覚について、例えば、人はみたものそのものでなく輪郭や動きなどの構造を知覚するのだ、といった話題が広がりに惹き込まれる。これを基にして美との関係を仮説立てていくさまに終始興奮させられた。序章や1章のそうした総論の厚みゆえに、すぐに具体例に入り始めるのが逆に勿体ないようにも思えたが、逆に具体的な測定値に基づく議論も魅力といえるだろう。2018/12/27

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