内容説明
人間諸科学が学問横断的に連動しつつ急速に発展している質的研究。その「ものの見方」「方法論」の特徴を明確にするとともに、「実践性」を重んじ、実際に何ができるのかを具体的に示す。初学者から専門家まで、座右において参照し、活用するための一冊。日本質的心理学会10周年記念出版!
目次
1部 質的心理学の理論と歴史(質的心理学とは何か;質的心理学の理論)
2部 質的心理学の方法論(フィールド研究と参与観察;ナラティヴ研究とインタビュー)
3部 社会実践としての質的心理学(実践とともにあるアクションリサーチ;変革とともにある質的心理学)
著者等紹介
やまだようこ[ヤマダヨウコ]
山田洋子。名古屋大学大学院博士後期課程中退。教育学博士。現在、立命館大学特別招聘教授・京都大学名誉教授。主な研究領域は、生涯発達心理学、ナラティヴ心理学
麻生武[アサオタケシ]
大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、奈良女子大学研究院人文科学系教授。主な研究領域は、発達心理学、臨床発達心理学
サトウタツヤ[サトウタツヤ]
佐藤達哉。東京都立大学大学院博士課程中退。博士(文学 東北大学)。現在、立命館大学文学部教授/研究部長。主な研究領域は、文化心理学/心理学史
能智正博[ノウチマサヒロ]
シラキュース大学大学院教育学研究科修了。Ph.D.現在、東京大学大学院教育学研究科教授。主な研究領域は、臨床心理学、ナラティヴ研究
秋田喜代美[アキタキヨミ]
東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。現在、東京大学大学院教育学研究科教授。主な研究領域は、教育心理学、保育学、授業研究
矢守克也[ヤモリカツヤ]
大阪大学大学院人間科学研究科博士課程単位取得退学。博士(人間科学)。京都大学防災研究所教授、同大学院情報学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。