内容説明
家庭や地域の現実を背負って子どもたちが通う学校が抱えるさまざまな教育問題―その解明と解決に向けて、実践者と研究者が協働して取り組むための視点・概念・方法を平易に解説。研究事例も詳しく紹介。
目次
1 学校の多様性と組織文化(学校訪問―与えられる機会と依頼する機会;校長のタイプ―学校経営リーダーの素顔 ほか)
2 学校教育問題の臨床社会学(教育荒廃と教育改革―社会問題化した学校教育問題;校内暴力と学校組織学習―学校組織文化の改革へ ほか)
3 学校臨床社会学の性格と研究目的(インターベンションと「介入参画」法―臨床的研究の実践的手法;学校臨床社会学の臨床レベル―問題の解明から問題解決へ ほか)
4 学校臨床社会学の方法(研究手順の五段階―「介入参画」の過程;教育言説の視点―ことばの自明性を問い直す ほか)
5 学校臨床社会学の実際(外国人小学生の学力保障に向けて;中学校のいじめ防止 ほか)
著者等紹介
今津孝次郎[イマズコウジロウ]
1946年徳島県生まれ。1968年京都大学教育学部卒業。1971年京都大学大学院教育学研究科修士課程修了。1974年京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。1995年博士(教育学)(名古屋大学)。京都大学助手、三重大学助教授、名古屋大学助教授、名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授、英国オープンユニバーシティおよびロンドン大学キングスカレッジ客員研究員、名古屋大学教育学部附属中・高等学校長を歴任。現在、名古屋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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