内容説明
原発震災は警告されていた。フクシマ事故の背後には、原発トラブルとスキャンダルまみれの「失われた15年」があった。全国54基の原発をどうするのか?硬直した日本の原子力・エネルギー政策の転換を。好評旧版に大幅書き下ろしを増補した緊急出版。
目次
増補まえがき 「もう一つのチェルノブイリ」を待たねばならなかったのか
プロローグ 一九八九年六月の稲妻
第1部 サクラメント電力公社の危機と再生(われらが電力公社;ランチョ・セコ原子力発電所の悲劇;よみがえるサクラメント電力公社)
第2部 カリフォルニア、ヨーロッパそして日本(新エネルギー革命の時代;日本の選択すべき道)
エピローグ 原子力時代の暗い影
増補 フクシマ以後の「選択」のために
著者等紹介
長谷川公一[ハセガワコウイチ]
1954年山形県生まれ。1977年東京大学文学部卒業(社会学専修課程)。1983年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、東北大学大学院文学研究科教授、博士(社会学)。カリフォルニア大学バークレー校客員研究員(1990~91、93年)。ミネソタ大学客員教授(2004~05年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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