書物の日米関係―リテラシー史に向けて

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書物の日米関係―リテラシー史に向けて

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  • サイズ A5判/ページ数 406p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784788510364
  • NDC分類 014.1
  • Cコード C1000

内容説明

戦前から戦後にかけて大量の日本語の書物がアメリカに渡った。これらの本は、誰が、なぜ、どういう経路で入手し、どのように使われたのか。「リテラシー史」という問題意識から日本語蔵書の軌跡を追いかけ、日系人捕虜収容所、米軍日本語学校、占領下の日本語図書購入、困難な目録化など、書物をめぐる人と場所の関係に新たな領域を切り開く力作。

目次

序章 日本の書物・イン・アメリカ―蔵書史から見えてくるもの
第1章 対立する国家、対立するコレクション―蔵書史の起源をめぐって
第2章 蔵書の記憶、蔵書の記録―コロンビア大学の日本語蔵書史から
第3章 戦時期日本語教育と日本研究―言語士官という兵器
第4章 日本占領と図書購入―占領地の書物エージェント
第5章 占領軍と資料収集―接収活動と資料のその後
第6章 日本の書物をどう扱うか―分類と棚をめぐる葛藤
第7章 書物の鎧―国防予算と日本の書物
第8章 連携する日本語図書館―蔵書どうしの関係史
終章 書物と場所、読者を問うこと―はじまりに向けての結語

著者紹介

和田敦彦[ワダアツヒコ]
1965年、高知県生まれ。1994年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。1996年、信州大学人文学部助教授(2007年3月より早稲田大学教育学部に移行)。2005年3月から翌年1月にかけて、コロンビア大学客員研究員。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

 戦前から戦中・戦後にかけて、大量の日本語の書物がアメリカに渡りました。それらはどういう経路をへて、今ある場所にたどり着いたのでしょうか。その移入を担ったのはどういう人だったのでしょうか。彼らの日本語リテラシー(読み書き能力)はどのようにして獲得されたのでしょうか。このような問題意識から、多くのアメリカの大学や図書館に足を運び、多くの人々への聞取りから、書物をめぐる人々の記憶を掘り起こします。日米開戦、日系人捕虜収容所、米軍日本語学校、占領下の日本語図書購入、困難な目録化、収蔵と電子化の問題などの目眩く新事実の発掘の上に「リテラシー史」という、書物と読書をめぐる新分野の魅力と可能性を実感させる力作です。

本書は、日本語の書物が、いつ、どのようにしてアメリカ合衆国に流れていったのかを歴史的に追ってゆくことになる。現在、米議会図書館には約一一五万点の日本語図書があるが、それ以外にも大規模な日本語蔵書を抱える大学図書館は少なくない。こうした蔵書ができてくる背景には、それぞれの大学がかかえる戦前からのさまざまな歴史があり、かかわってきた多くの組織があり、日本の書物が引き起こす多様な問題の歴史がある。誰が、どうやって日本の図書を探すのか、難しい日本の著者名をどう読むのか、どう表記するのか。そもそもそのようなやっかいな言語をあつかうスタッフをどうやって育てるのか。その予算はどこが、どういう目的で提供してくれるのか。一言でいえばアメリカ国内で、いかに日本語蔵書ができてきたのか、という歴史を追うこととなる。(「序章」より)

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 【関連書籍】
 『 マス・コミュニケーション理論 』 バラン、デイビス著 (上3780円 下3465円 2007)
 『 知識の社会史 』 P・バーク著 (定価3570円 2004)
 『 古いメディアが新しかった時 』 マーヴィン著 (定価4725円 2003)