迷走フェミニズム―これでいいのか女と男

個数:

迷走フェミニズム―これでいいのか女と男

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2019年01月21日 04時37分現在)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■ご注文当日 (午前0時~午前10時30分までのご注文)
     または
    ■ご注文翌日 (午前10時31分~午後11時59分までのご注文)

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)をご利用いただけます。
    【カートに入れる】を選択後に全国店舗の中からお受け取り店をご指定下さい。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788509962
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C1036

内容説明

男はいつでも抑圧者で女はいつでも犠牲者?母性は女の本能でポルノは男だけのもの?男性虐待/少女の蛮行/男性の美容整形/女性用ポルノ…多様化する男女関係やセクシュアリティの現実を見ようとしないフェミニズムに明日はあるか。真の男女共生・男女平等への道は何か。

目次

1章 新・方法序説―女性はみな犠牲者?(混同の論理;思想面での困難)
2章 故意の言い落とし(思考不可;女性による暴力;権力の濫用)
3章 矛盾―おしつけられたセクシュアリティ(性生活の現実;飼いならされたセクシュアリティという神話;女性のセクシュアリティのモデル)
4章 退行―「女性=母性」の復権?(女は男の犠牲、男は女の犠牲;差異の強調;罠)

著者等紹介

バダンテール,エリザベット[バダンテール,エリザベット][Badinter,Elisabeth]
1944年生まれ。フランスのジェンダースタディーズの最高権威。2005年までグランゼコールのひとつ理工科学校で哲学を教え、哲学者・歴史家としての著作で知られる

夏目幸子[ナツメサチコ]
1969年和歌山県生まれ。1994‐95年、フランス政府給費留学生としてパリの高等師範学校(ENS)で学ぶ。京都大学・パリ第4ソルボンヌ大学文学博士。大阪外国語大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

 フェミニズムはいま、袋小路に入ったといわれています。フェミニズムに何が起こっているのか? これは、ボーヴォワール亡きあとのフランス・フェミニズムの第一人者バダンテールが、フェミニズムはどこで道を誤ったのか、その迷走と逸脱の現状を厳しく検証し、「これから」進むべき道は何かを力強く説いた本です。ここに見られる痛烈なフェミニズム批判を支えているのは、フェミニズムこそが「人類の歴史上もっとも根源的な革命」であり「必要不可欠」であるとする著者の信念であることを、炯眼の読者はけして見逃さないでしょう。

 実はこの二十年の間、何も変わらなかっのだ。あいかわらず女性が家事の四分の三を担当しつづける現実を前に、悔しさを感じるのも当然だった・・・。・・・ しかしながら、本物の犠牲者と偽の犠牲者を混同すると、解決を急ぐべき問題を取り違える危険性がある。遺伝的に支配する側にある男性を前に、無抵抗に抑圧される女性というイメージを強調しつづければ、このような認識を共有しない若い世代の信頼を失うことは必至だ。「犠牲者化」を続けるかぎり、若い世代の女性にいつまでも犠牲者の立場と不利益しかもたらすことができない。なんとも暗い見通しで、若い女性の日常を変える力はまったくない。それどころか、男性性の告発と女性のアイデンティティの追求に躍起になるあまり、ここ数年のフェミニズムは本来の使命をないがしろにしている。性の解放から理想化された制度的な性へと逆戻りする一方、まったく疑問視されることなく母性本能の神話が復権しつつある。共和国憲法に性差を記述する動きを正当化するため、母性によって女性性を暗に定義するという立場に逆戻りしたのはまぎれもない事実だ。・・・この十五年の間に本当に進歩したのかどうか、今こそ問わねばならない。(「はじめに」より)

-----------------------------------------------------------------------

 【関連書籍】
 『 フランスから見る日本ジェンダー史 』 棚沢直子、中嶋公子編 (定価3360円 2007)
 『 マス・コミュニケーション理論 』 バラン、デイビス著 (上巻3780円 下巻3465円 2007)
 『 アイデンティティの権力 』 坂本佳鶴恵著 (定価3675円 2005)

 【新 刊】
 『 ワードマップ エスノメソドロジー 』 前田泰樹ほか編 (定価2520円 8月刊行予定)